ほのぼのとした経営計画の発表会
2013.09.30
ブログ
先週の土曜日に、二つの会社の
経営計画発表会に参加させていただいた。
午前中は、住設資材会社、A社の発表会であった。
後継者の常務は、深くは作り込んでいない
と謙遜されておられたが、
なかなかどうして、
各営業所の目標設定は現実的で
これまでの取り組みが定着してきていると実感できた。
さまざまな、営業の取り組みや
フレームワークの思考法を
きちんと踏まえてまとめられているからであった。
今期は、業績が挙がり
来期は、さらなる増益を期待したい。
ところで、同社の理念は、
「ありがとうと言われる、ありがとうと言えるハッピー・カンパニー」である。
ユニークでまろやかな理念だ。
経営者のお人柄がにじみ出る理念である。
社員の雰囲気や発表会の様子も
それを十分に反映して、
ほほえましく、肩のこらないものだった。
優秀社員の表彰は、けっこうインパクトのある
金額で、ゲーム性もあり、なかなか興味深かった。
それよりも次から次へと出た
サプライズ感謝、表彰がすてきであった。
弊社の才木がずっとご支援申し上げているわけだが、
才木の税理士合格のお祝いをしていただいたのには
事務所の代表として、感謝・感激であった。
弊社の才木の取り組みが浸透し、
そして彼が信頼し、愛されていることに
とても誇りに思ったのである。
また社長ご夫妻への
社員からの日ごろの感謝を込めた花束の贈呈もあり
社員の皆さんから愛されていらっしゃるのだなと
あらためて感じたしだいだ。
夕方からは、住宅資材会社、B社の経営計画発表会であった。
同社は、残念ながら前期、損失を出してしまった。
社長としては、返すがえすも無念なことであろう。
しかし、例年通り経営計画を発表し、
優秀社員の表彰もなされた。
業績は業績として、それでも
前を向いて、社員のために
発表会(パーティも兼ねる)を開かれたのは
めげずに立派なことだと感じた。
社員の方々も率直な情報開示を受けて
不安もあろうが、奮起していただきたいとねがう。
若き社長の奥様もいらっしゃっており、
これもサプライズで社員から感謝の意を表されて
とても感激しておられた。
社長が、おうちに帰られても
常に会社のこと、社員のことを思い
会社のことを考えている、
どうぞ皆さん協力をして盛り上げてやってほしいとのお話は
とてもすばらしいスピーチであった。
この二つの経営計画発表会に共通しているのは
社員のためを思うまごころと
会社を愛する社員の方々のすなおな気持ちである。
そして、そこにエネルギーを感じたのであった。
また、それが、発表会を
すてきな雰囲気にしていた。
やはり、おごそかな雰囲気も必要だが
発表会は楽しくなければならないなと
あらためて教えられたしだいであった。
コンサルティングに強い御堂筋税理士法人&経営エンジン研究所
大阪 税理士 小笠原 でした。