御堂筋税理士法人創業者ブログ

御堂筋税理士法人の小笠原です。

 

最近、わたしのセミナーで

参加くださった経営者の方々にお会いして

その会社の顧問税理士さんの

話を聴く機会が何度もあります。

 

そのほとんどが、悲しいことに

サービスや姿勢に対する不満です。

ほんの一部の税理士なのでしょうが、

同じ職命をいただいているものとして

口惜しく、やるせない思いを感じます。

 

曰く、

「横柄である」

「質問に答えられない」

「自分で税務署に訊けという」

「調査で税務署の味方になる」

「税務署に抗弁すらしない」

「税務署のいいなり」

…切りがありません。

 

まあ、その場に居合わせた人の

悪口は言わないのが

会話の性質であるとするならば、

小生および弊社についても

私のいないところでは

あれこれと言われているものと

推察はします。

 

また、弊社でも

新しくお問い合わせをいただいて

他所と金額を比較されて

失注するという場合もあります。

 

特に、大阪人は

ものの価値以前に、

とにかく値切るという性癖も

顕著だと感じています。

 

外食にも

廉価なところと、高級なところがあるごとく

どのような産業分野にも

サービス品質と値段の差は

歴然とあります。

 

小生は、基本的に公正・公平な

価格政策を採る所存ですから

品質を吟味したうえでの

相見積もり以外は

相見積もりの要請は受けません。

 

一般に、経営者や依頼者の方は

会計事務所についての知識は

あまりお持ちではないでしょうし、

 

また何につけ

ものを買い求める場合には

TPO、ニーズにあったものを

買い求めるのが賢明ですよね。

 

そんなこんなで

この際、皆さんに

会計事務所の選択の参考として、

また、弊所にお問い合わせの折に

税理士に対して

何を求めていらっしゃるのかを

明らかにしてもらい

それに適した税理士事務所を

セレクトしてもらえるような

説明書きを作ってみました。

 

弊社に

お問合せいただいた方に

ご自分のニーズがフィットすれば

弊社を選択してもらえばよい

と思うわけです。

 

以下は、そのチェックリストです。

ご笑覧ください。

 

経営者のニーズから

求める税理士のタイプは5つです。

 

タイプ1 記帳代行
タイプ2 経理チェック
タイプ3 経営助言
タイプ4 経営パートナー

タイプ5 大手・課題特化型

 

タイプとは、

一般的・簡易なものから

専門的・複雑なものへの

発展段階として

区分し位置づけてみました。
 

では、それぞれのタイプの

1 経営者の

経理業務に対する意識と
会計事務所に対するニーズ

2 税理士に対する不満    

3 フィットする税理士の特徴とお値段

をお教えしましょう。
 

タイプ1 記帳代行

 

経営者の二―ズ

□帳簿をつける人も知識も乏しいので

   代りに帳簿をつけてほしい
□帳簿は決算は税務署に

   出さなければならないからつけている
□税理士には、帳簿付けと申告業務

    以外のサービスは期待していない
□顧問料が安いところがよい

不満

□試算表ができるのが遅い
□申告期限ギリギリにならないと

    税額がわからない
□担当者がコロコロ変わる

そのクラスの税理士の特徴と価格

□小規模な事業を中心に関わっている
□記帳代行が中心である
□一人でしている、あるいは小規模な事務所
□価値顧問料30,000円以下
 

タイプ2 経理チェック

 

経営者のニーズ

□経理のレベルが低いので

   チェック、指導してほしい
□できるだけ早く月次決算をしてほしい
□経理業務を合理化する

    アドバイスをしてほしい

不満

□試算表の完成が遅い
□書類をもらうだけで決算の報告がない
□担当者がコロコロ変わる
□税金を減らすアドバイスがない
□専門的な質問をしても対応してくれない

そのクラスの税理士の特徴と価格

□小規模零細企業中心に

   関わっている事務所
□複雑な税制を扱う経験値が低い
□事業承継・相続などの知識がない
□価値顧問料50,000円以下
 

タイプ3 経営助言

(ほとんでできないと思ってください)

 

経営者ニーズ

□決算や月次決算から見た

   わが社の課題を教えてほしい
□事業承継などの相談にも乗ってほしい
□税金や会計の専門家としての

   アドバイスがほしい

不満

□居丈高、高圧的な態度である
□税務署のいいなり、味方である
□税務調査で頼りにならない
□質問に的確な回答がない
□税理士が高齢で心配である
□専門的な知識がない
□経営指導などと銘打っているが

   税金の話しかできない
□経営の質問をすると

   それはは社長の仕事とはぐらかす
□事務所が小規模で対応不可
□資料を出してくるが

   そんなことはわかっているという内容

そのクラスの税理士と特徴

□事務所の顧客の規模が小さく
 専門的な知識の蓄積が乏しい

□中小企業までの関与である
□有資格者は所長一人

   またはもう一人程度の事務所
□専門能力が高いのは所長だけ
□株価の計算や多少の事業承継対策は

   助言できるが、組織再編、M&Aなどの

   複雑な助言はできない
□情報提供もするがあくまで税務の範囲内
□顧問料80,000円以下

 

タイプ4 経営パートナー

(私も含めほとんどいない)

 

経営者のニーズ

□自分が数字に強くなく

   相談相手としていておいてほしい
□社外役員格として

   経営のアドバイスがほしい
□戦略的な税務、財務での

   アドバイスや指導がほしい
□経営の成長拡大戦略

   -M&A、事業再編、事業承継、

   海外展開等での的確な指導がほしい

不満

□所長以外のスタッフの品質が?

□忙しすぎる

□もっと手間暇をかけてほしい

□値段が高い

□なんでも料金をいう

そのクラスの税理士と特徴

□中堅企業や上場企業の

   クライアントもいる事務所
□多数の税理士が所属する
□有能な人材が多数いる
□事業承継・組織再編・M&A・

   海外税務などおおむね

   すべての相談に対応できる
□ネットワークが豊富で情報提供も多い
□セミナー講師なども務める
□銀行などとの提携もしている
□価値顧問料は10万円以上

 

タイプ5 大手・業種・課題特化型

 

経営者のニーズ

□当社のビジネスに精通している人に
    依頼したい-医業・学校など
□特化した課題を解決してほしい
 ―富裕層・海外税務・事業承継・

    組織再編など

不満

□値段が高すぎる
□敷居が高く気後れしてしまう
□トップ陣の見識は高いが、

   一般スタッフはそれほどでもない

そのクラスの税理士と特徴

□顧客は巨大企業まで及ぶ

□金融機関・行政などと

   深い関係性を有している
□シンクタンクとしてノウハウがある

□トップは財界人に名を連ねることも
□顧問料は平気で何十万円~
□事業承継などは数千万円
□効果・成果に対してフィー請求

□大きくなりすぎて

   スタッフのレベルが維持できない
 

ずいぶん踏み込んだ

ことを書いてしまいました。

 

書いた小生のはしたなさが

露呈するかもしれませんが、

私が経営者の立場だったら

こうしたマップをもらえるのは

ありがたいところです。

 

いかがでしょうか?

広く公論に訴えたいところです。

 

経営コンサルティングと

会計事務所の融合

 

組織デザイン研究所&

御堂筋税理士法人

 

小笠原 でした。


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