御堂筋税理士法人創業者ブログ

「成功者の落とし穴」と題された

PPTのページを机の前に張り出した。

これは、

『コーチングの神様…』の著者

マーシャル・ゴールドスミスが

本の中で書いてあることである。

彼は、大企業のトップのコーチとして

著名な人だが、

その経験から、

ビジネスと組織で成功していく人格が

陥りやすい問題について

鋭い考察を加えている。

その内容を次に掲げよう。

①極度の負けず嫌い。

 ~必死になる価値のない

 ことのために勝とうとする

以下の人格的嫌味は

実はこの①に根源がある。

②何かひとこと価値を

 付け加えようとする。

③善し悪しの判断を下す。

 ~ただ「ありがとう」とだけいうこと。

④人を傷つける破壊的コメントをする。

 真実が問題でなく、

 言う価値があるかが問題

⑤「いや」「しかし」「でも」で

 文章を始める。

⑥自分がいかに賢いかを話す

 ~問題は、自分自慢でなく、

 相手を侮辱している点

⑦腹を立てているときに話す

 ~存在に腹を立てるのは無益である。

⑧否定、もしくは「うまくいくわけないよ。

 その理由はね・・・」と言う。

⑨情報を教えない。

⑩きちんと他人を認めない

 ~認めたたえるのは、締めくくり。

 ギフトのリボン

⑪他人の手柄を横取りする。

⑫言い訳をする。

⑬過去にしがみつく。

⑭えこひいきする。

⑮すまなかったという

 気持ちを表わさない。

⑯人の話を聞かない。

⑰感謝の気持ちを表わさない。

 アドバイスやお世辞を言われたら

 とりあえず「ありがとう」という。

⑱八つ当たりする。

⑲責任回避する。

⑳「私はこうなんだ」と言いすぎる。

私のような、深刻なバカだから

これは日々、反省し、少しでも

人格から、アクがでないように

しなければならないと思い直し、

机の前に貼りだした。

このうち、5つくらい該当するなと

思いながら、これは問題だと、

まあそんなことを思っています。

なぜなら、セミナーで

経営者諸氏に、

「このうち、5つ以上

当てはまる人は深刻だと

思ってくださいね」などと

したり顔で言っているからだ。

ところで、今朝

いつものように家内が

書斎に入ってきて

「おはようございます。」→礼

「おはようございます。」→礼

壁に貼った紙に関連して、

冒頭の

「よーく反省してね。

いっこも直ってないからね」

のご託宣をいただいたわけなのだ。

5つどころではない。

ぜんぜんダメらしいです。

めちゃくちゃなフィードバックに

抵抗すらできず

思わず「はーい」と言ってしまった。

会計事務所の可能性を追求する

御堂筋税理士法人&

組織デザイン研究所

大阪 税理士 小笠原 でした。


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