住宅会社・リフォーム会社 徹底経営思考訓練
2012.02.24
ブログ
毎月している
住宅会社・リフォーム会社の合同経営検討会
もう決算間近である。
業績を『経営のコックピット』で報告してもらいチェックする。
改良に改良を重ねてきたコックピットも
ほぼ完成に近づき、
彼らの活動と成果の関係
近未来の業績の動向が
手に取るようにわかるようになってきた。
その結果わかることは
・尻に火がつきだすと、数字が上がる
・次の顧客の発掘、受注がお寒く
また上期の業績は挙がらないいつもの悪いパターンが予期される
・それにしてもまとまった思考ができない
ことである。
意識して、数多くの
深くものを考えざるを得ない質問を
弓矢のごとく、発射した。
とにかく
原因を考える、本質を考える、網羅する、まとめる
そうした脳みそを活性化してもらうために
シャワーのように質問をした。
そして多くのことが生まれてくる。
それに基づき、お昼から
工務の現場管理と
営業の責任者に分かれて
私と才木とが分担して
今後に向けた論議をした。
私の方は営業で
責任者の方々に
・あなたのファンになってくださっている3人のお客様をイメージして
その方の共通の顧客像を言葉にしてください。
・わが社の商品・サービスの3つのアピール
すべき点を言葉にしてください。
という課題を出して考えてもらった。
皆さん、第一案を出し、それに対して
私がフィードバック、つまりダメだしして
また考えてもらい、それを繰り返した。
その結果わかったことは
皆さん、それなりに
何を求めているどんな顧客層から
支持をいただいているかである
それらがぼんやりと見えてきた。
ただ、いかんせん
それが切れ味鋭くない。
残念ながらだから
傑出した業績が挙がらない。
私は、最近
やはり論理性が
売れる商品を作る、業績をあげる
思考のみなもとだと感じている。
それで、皆さんには
しんどいかもしれないが
質疑応答を通じて
脳みそにストームを巻き起こそうとしているわけだ。
だから、どんどん質問をして
考えてもらう。
具体化する、原因にたどり着くまで
質問を通じて、自らの思考不足
あやふやなままの状態を
明確にして深めてもらおうとしているのだ。
それが、皆さんの業績をあげてもらう
思考訓練である。
決して妥協はすまいと考えているのだ。
悪いが、蛇に睨まれたカエル
だが、カエルがオオサンショウウオくらいに
変身して、立ち向かって来てくれることを期待している。
コンサルティングに強い税理士法人小笠原事務所 大阪 小笠原
でした。