再度、会議の質を考える。
2016.01.14
ブログ
過日、いい会議だなあと思う
お客様の話を書いた。
けっこう反響があったように思う。
その後、今週、二つの会議に出席した。
それぞれに発展段階のちがう会議だ。
一つの会議は関わらせていただいて
2年を超えて、
各部門のビジネスモデルにおける
KPI(主要業績指標)が
業績管理資料に反映されて
ほぼ、部門の活動と成果の状況が
ガラス張りになってきたといえる。
もう一つの会議は、
関わらせていただいて1年を超えて
ビジネスモデルの解明が半ばを過ぎて
活動と成果の関係を
明らかに しつつあるところだ。
今度、先にお話しした方の会社で
別途時間を取って
部門の仕事を視察することとなった。
大変楽しみにしている。
本来はもっと早く現場を見て
コックピットを検討すべきであったが
遅くなってしまって
申し訳ない気もしている。
これを機に より具体的に
各部門の生産性の向上と
人材の育成法について
自分なりの知見を得たいと 思っている。
ところでこの二つの会議だが
程度の差こそあれ
共通の問題に直面している。
それは、 (大変失礼だが)
月次決算の質が?である
ということだ。
月次決算の精度の課題、
たとえば
在庫を反映できていない。
部門別の業績が不明瞭などだ。
また、月次決算が 早くしまらない。
さらに、コックピットに
どの数字が 来ているのか
わからないなど
当たり前の話だが
経理の数字に信頼性がないと
そもそも経営の検討など 成り立たない。
それは
基礎のない建物みたいなものである。
こうなると われわれ建築家は
現場の監督、大工になるか
専門家をを紹介するのが仕事になる。
しかし、 数字が定まらないと
経営の改善もあったものではないから
なんとしてもこの課題に対し
介入し、行動していかなければならない。
そして、手を打ち始めているところだ。
再度、失礼を承知で
お話したいし、お願いしたい。
経理の数字が信頼性あるように
経営者、担当者の見識と精進を
期待したい。
経営コンサルティングと会計事務所の融合
組織デザイン研究所&御堂筋税理士法人
税理士コンサルタント 小笠原 でした。