創造経営教室がこころにもたらすプレゼント-事務所メンバーへの語りかけ
2020.12.05
事務所のこと
いま、ミハイ・チクセントミハイの「クリエイティビティ」を読んでいます。
これは、91人の創造性豊かに自己実現し高い成果を挙げた人のインタビューをもとに フロー体験で知られる著者が、創造性を論じたものです。
その中で、彼らが対立する資質を併せ持ち複雑で深い人間性を有していること それには、成育歴に置いて親からの支援と支持、親の早期の喪失やネガティブな扱い の影響と効果が、そのめざすところとエネルギーの源泉としてきわめて大きいことが記されています。
ところで主題
さて、弊社では、若手の皆さんに順次、創造経営教室に参加ねがっています。 それは、かつて、わたしが参加して、大変に考えさせられ、気づかされ、 大いに感化を受け、人生と考え方が変わるきっかけになったからです。
その創造経営教室では、祖父母までの家族の歴史を見つめなおし、 それを自らの帰属意識の強化、創造的エネルギーの創出に結びつけていきます。
その最高の成果は、一見、自分にとって被害的と捉えている 幼少期からの家族関係での負の体験を、 リフレーミング(捉えなおす)し、父母への同情、共感の感情を起こし、 感謝と代理観、使命感と決意という、前向きのエネルギーに転化させることです。
最近、創造経営教室に行かれた方は、忘れることなくこれを思い出し、自らの誓いを日々実践され、 近く創造経営教室に行かれる方は、静かに内省し、もし他責の性質があれば、 これを厳しく糾弾し、自己の性質を、他責中心から自責中心に変えていってください。
そして、自己の謙虚さ、他者への気づきと気遣いを持ち、過剰な自尊心を折り払い、素直に人の話を聴き、フィードバックを受け取り、常なる自己革新ができる人になってください。
アルフレッド・アドラーは、パーソナリティの形成と成長を、 主に兄弟姉妹関係におけるその人の位置づけから理論づけました。 長子は支配的、末子は負けず嫌いとか。 わたしはこの考え方に大いに共感しています。
さて、こうした親からの指令、きょうだい関係からの性格形成から みずからの人生脚本、めざしているものをidentifyしていってください。
創造経営教室のHP https://www.sokei.co.jp/kyoukai/edusys/basic/ ↓
会計事務所と経営コンサルティングの融合
御堂筋税理士法人&組織デザイン研究所
小笠原でした。