御堂筋税理士法人創業者ブログ

加古川に株式会社三建という

注文住宅会社がある。

https://www.e-sanken.co.jp/

社長は川口さんとおっしゃる。

 

私が、永年にわたって

関わらせていただいている

株式会社イワイという会社が

今から、6年程前、

後継者がいらっしゃらなかった

前オーナーから

経営を譲り受けた会社である。

 

私は、このM&Aの始めから

関わらせていただき、

その後もずっと、社外役員として

経営を見守り続けてきた。

 

同社は、買収時の監査でも

収益力と財務内容のよい会社であった。

 

しかし、よくあることだが

その源泉は

オーナー経営者の才覚によっていた。

 

そして、経営の引き継ぎにあたっては

1年間、旧オーナーに

相談役として残っていただいた。

 

親会社側の社長と私は

親会社流の経営管理のしかたを移植すべく、

さっそくに、従業員のヒアリングを行い、

経営計画を策定し、業績資料を作り

経営会議を組織し、経営管理を進めて行った。

 

その話を、社長から知ったのが

川口さんであった。

当時彼は、パナソニック(旧松下電工)の

中国子会社の社長という重責にあった。

 

彼は、幹部社員として

かつて、イワイとの営業窓口を担当し

社長とは、家族ぐるみの

お付き合いをされていた。

また、創業者の会長ご夫婦からの

信任もそれは厚いものがあった。

 

わたしも、20年も前から

仕事の上で旧知の仲であった。

 

その彼が、一流企業の要職の座を

惜しげもなく捨て、

㈱三建の社長に立候補してきた。

 

願ってもない話である。

経営に人を得ないことが

中小企業の最大の課題である。

わたしは、一も二もなく賛成した。

 

岩井社長は、

川口氏の行く末を慮って、

多少、躊躇していた。

(この辺が、この人の魅力である)

 

そして、5年が過ぎた。

旧オーナーの力量頼みの収益構造を

すばやく見抜き

人材を活用し、スピーディに手を打って行った。

 

この辺は、

かつて松下電工の

アメリカンフットボール部を

社会人No1に導いた

彼のリーダーシップの力である。

 

(経営理念の重要性を訴える川口社長)

 

やがて、

営業のかたち、施工のかたち、

お客様のアフターサービスのかたち、

組織のかたち、管理者の質量など

さまざまな課題が明らかになっていった。

 

それらに対しても

得意の情報収集力、

外部ネットワーク力をフルに活用し

人材のリクルートなど

よく手を打って行ってくれた。

 

この3月、5回目の経営計画発表会を開いた。

社員数も当初の42名から74名へ増え

層がしだいに分厚くなっていった。

 

(過日開かれた経営計画発表会です)

 

念願だった収益構造の

問題点の解明と解決にも手を入れ

改善しつつある。

 

お客様からの叱咤・叱責もある。

まだまだ力足らずだが

それでも、ありがたい糧として

真摯に受け止め、その解消に取り組んでいる。

 

わたしも毎月、

経営会議に出させてもらっているが、

しだいに、経営が改善され、人が育ち、

それにつれ、内容と数字もよくなりつつあると

実感できるようになってきている。

 

親会社との

良好なコミュニケーションと信頼関係

経営幹部陣のチームワーク

経営の見える化による業績管理

素直さと信念の程よい調和

現実的でバランスの取れた男である。

 

孟子に

『居は気を移す』という言葉がある。

松下幸之助翁が

社員に垂訓されていた言葉である。

 

株式会社三建は

地域の住宅会社として

住まいのあり方に取り組んでいる。

 

わたしは、彼に

もっと大きな目標を

実現してもらいたいと願い、

必要なサポートをしていくつもりである。

 

経営コンサルティングと

会計事務所の融合

 

組織デザイン研究所&

御堂筋税理士法人

 

小笠原 でした。

 


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