幹部の思考力強化の必要性を痛感、さっそく取組みに・・・
2011.11.02
ブログ
某社の会議に参加した。
約、3時間半、今日もかなり突っ込んだ論議となった。
業績の資料もかなり実態を表すように改善されてきた。
資料に決定事項を書き込みながら
会議の進行を司るのは、かなりの集中力が必要で
老体にはいささかこたえる。
さてトップはともかく
幹部クラスの思考力を確かめ、高めるために
ずいぶんと意図的に質問を浴びせていった(つもりである)。
そこであらためて感じることは
体系だった論理的思考の欠如である。
これでは、なかなか業績をあげる成果がでにくいと思う。
指導力の低さが問われる。
なぜか?
課題の解決や達成についての
体系だった仮説がないからである。
あるテーマについて
目的、目標が明確でなく
かつ活動→成果のモデルがない。
しかも時間管理のサイクルも確立していない。
ドラッカーのいう成果の出る条件とは
重要なことに集中するということだ。
現状では、
まず、なにが重要か必ずしも明確でない。
かつ、時間管理により重要な課題に取り組むしくみがない。
だから、月次のサイクルが完全に上滑りだ。
そこで、来期の計画を立てるに際して
それぞれの幹部の課題について
コーチング式で
活動→成果のモデル、仮説を
個別にセッションすることにした。
かつ、来期は幹部を集めて
その論理思考力、時間管理力を
毎月徹底訓練していく必要があるだろう。
そういう結論にトップと達した。
コンサルティングに強い税理士法人小笠原事務所 大阪 小笠原
でした。