御堂筋税理士法人創業者ブログ

久しぶりに『ブルー・オーシャン戦略』を読みました。
目的は、お客様でのこの手の戦略策定のサポートを
きちんと進めるようにマニュアル化するためです。

この本の終わりで、著者のw・チャン・キム氏も
述べておられますが
戦略策定には、従来の競争市場で勝ち残るための
レッド・オーシャン戦略と、
このブルー・オーシャン戦略の両方が
必要だと思いますね。

今年は、お客さまにしっかり利益を出してもらう
サポートを心がけたいので
増販とコストダウンの2つで
切れ味あるキラー・コンテンツ開発が
事務所のサービス開発のテーマとなりますが
そのうちの一つが
事業・戦略レベルでの増販策です。
それの主要なものは、ブルー・オーシャンの戦略構築の
手順と考え方でしょう。

さてその中で
最後に『従業員の協力を得るために、実行を見すえて戦略を立てる』
という項目があります。
せっかく戦略を構築しても、従業員が協力してくれなければ
成果はおぼつきませんから、これは大事なことですよね。

そこでわたしの目を引いたことは
政治哲学の『手続的正義』理論の応用というくだりです。

そこでは、
公正なプロセスとして
キーワード『3つのE』ということが紹介されています。

3つのEとは、
Engagement(従業員の関与)
Explanation(従業員への説明)
Expectation(従業員への期待の明示)
ということです。

最初の関与とは
従業員に、戦略について意見を求め、
反論の機会を与え、戦略策定に関わる機会を用意することです。
これはまた、広く衆知、智慧を集め
戦略をさらにブラッシュアップさせるでしょう。

次の説明とは
戦略決定の理由を説明し、理解を引き出す。
これも従業員からの強いフィードバックが期待でき、
戦略がブラッシュ・アップできる。

これらの2つにより
従業員も自分たちが関わり決めた戦略、
考え方が反映された戦略となり
戦略に対するオーナーシップ、
つまり、この戦略は自分が決めた戦略なんだという
気持ちを持ってもらえる確率が高くなります。
人は、自分できめたことであるほど
実現へのモチベーションが高まりますから
これはよいことですよね。

最後の期待とは
目標とマイルストン、責任所在、評価基準、ペナルティ、手順
などについて、しっかりと求めるべきは求め
かつその内容を透明化して
公正さ、公平さを期するということです。

3つのE;関与・説明・期待

それは従業員の知性と感性を重んじ、
それによりメンバーの信頼と熱心な関与を引きだし
その結果、戦略の実行に進んで強力してくれる
姿勢を導く王道ではないでしょうか。

強く共感できる内容でした。
皆さんはいかがでしょうか。

コンサルティングに強い税理士法人小笠原事務所 大阪 小笠原
でした。


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