御堂筋税理士法人創業者ブログ

大阪の税理士 小笠原 です。

今日、21日は
私のお客様であるA社がB社に事業譲渡され
あらたに作ったC社の会社スタートの記念すべき日でした。

お昼に両社のトップ、およびお世話にならなければならない
主要な仕入先の皆さまが集まられる
昼食会があるというので、なにはともあれ参加させていただきました。

両社とも50年にわたる歴史のある会社であり
業界の雄として、存在感のある会社です。
このたび、こういう形で統合され、
あらたに地域で、より存在感を増し、リーダーシップを握って行こうと
する大きな流れです。

こういうお話は、私たちのお客様の間でも
最近、多く聞かれるようになっていきています。
私も、さまざまなご相談にあずかる機会が増え
税務や会社の評価、仲介などで経験を積むことが
重なってきました。

今日、とにもかくにもこうして新たな船出の日をお迎えできたことには
感無量の思いがあります。

仲介者としては稚拙なことも多々ありましたが、
多くの学びもありました。いずれにしても
人の心、思い、気持ちが決定的に大事な要素だと思います。

参会された、両社の創業者である会長さんのお姿を拝見するにつけ
手塩にかけた事業を嫁に出す思い、またそれを引き継ぐお気持ちは
いかばかりかと、自分のことに置き換えてこころに刻ませていただきました。

譲渡側の会社の会長さんから、「今回の件は、私を100%信頼して
行なった事柄だから、これからもよろしく頼むよ」と念を押され
私も再度、こころを引き締めた次第です。

私は両社に関係するものとして、心に掛けて中正な評価、条件を
提示しました。その結果ほとんど原案をへんに崩すことなく
合意に至りましたが、しかし配慮の足りない、考慮の掛けているところも
あったかもしれません。

私は最後にあいさつをさせていただく機会を得ました。
その中で、このご縁は、今日の成就となったように思いますが
しかし、本当のスタートはこれからです。
これから両社のコミュニケーションによって、また参会された仕入先の
皆さんのご助力によって、このことがすばらしい成果に結実していけるように
ぜひお願いしたいとおはなしさせていただきました。

なにか思いものを感じた一日でした。
食事会が終わって、外にでると折しも強い春の風のなか
陽光燦々たる春の陽気の中、馥郁たる沈丁花の花の香りが
花をくすぐりました。

税理士小笠原/河原事務所 小笠原 でした。


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