新会社の船出
2008.03.21
ブログ
大阪の税理士 小笠原 です。
今日、21日は
私のお客様であるA社がB社に事業譲渡され
あらたに作ったC社の会社スタートの記念すべき日でした。
お昼に両社のトップ、およびお世話にならなければならない
主要な仕入先の皆さまが集まられる
昼食会があるというので、なにはともあれ参加させていただきました。
両社とも50年にわたる歴史のある会社であり
業界の雄として、存在感のある会社です。
このたび、こういう形で統合され、
あらたに地域で、より存在感を増し、リーダーシップを握って行こうと
する大きな流れです。
こういうお話は、私たちのお客様の間でも
最近、多く聞かれるようになっていきています。
私も、さまざまなご相談にあずかる機会が増え
税務や会社の評価、仲介などで経験を積むことが
重なってきました。
今日、とにもかくにもこうして新たな船出の日をお迎えできたことには
感無量の思いがあります。
仲介者としては稚拙なことも多々ありましたが、
多くの学びもありました。いずれにしても
人の心、思い、気持ちが決定的に大事な要素だと思います。
参会された、両社の創業者である会長さんのお姿を拝見するにつけ
手塩にかけた事業を嫁に出す思い、またそれを引き継ぐお気持ちは
いかばかりかと、自分のことに置き換えてこころに刻ませていただきました。
譲渡側の会社の会長さんから、「今回の件は、私を100%信頼して
行なった事柄だから、これからもよろしく頼むよ」と念を押され
私も再度、こころを引き締めた次第です。
私は両社に関係するものとして、心に掛けて中正な評価、条件を
提示しました。その結果ほとんど原案をへんに崩すことなく
合意に至りましたが、しかし配慮の足りない、考慮の掛けているところも
あったかもしれません。
私は最後にあいさつをさせていただく機会を得ました。
その中で、このご縁は、今日の成就となったように思いますが
しかし、本当のスタートはこれからです。
これから両社のコミュニケーションによって、また参会された仕入先の
皆さんのご助力によって、このことがすばらしい成果に結実していけるように
ぜひお願いしたいとおはなしさせていただきました。
なにか思いものを感じた一日でした。
食事会が終わって、外にでると折しも強い春の風のなか
陽光燦々たる春の陽気の中、馥郁たる沈丁花の花の香りが
花をくすぐりました。
税理士小笠原/河原事務所 小笠原 でした。