神戸へヒアリングに行ってきました
2008.05.10
ブログ
大阪の税理士 小笠原 です。
今日はお昼から、神戸の三宮にある
外食産業をしておられる、㈱ワールドワン という会社に
スタッフの才木といっしょにおじゃましました。
ワールドワンさんは、三宮の界隈に集中して、
沖縄風の居酒屋 金魚 など10店舗を展開しておられます。
社長の河野さんが、私がSMBCでさせていただいた
「経営計画を達成する仕組み」というセミナーをお聴きいただいて
一度ご相談をしたいということで、訪問の運びとなったわけです。
会議室に入らせていただくと、経営の理念やスローガン、経営実績
そしてホスピタリティや環境整備について取組みの状況など
にぎやかに、生き生きと、壁に展開されています。
いかにも社長以下、皆さんが活発に経営活動をしておられる
雰囲気が伝わってきます。
河野社長さんは現在37歳、20歳のころにバーを開業されて
最初はたくさんお客さんがきてくださったのが、3ヶ月を過ぎると
客足もばったりとなり、お金やいろいろなことでご苦労されたとのこと
その後、沖縄料理のお店を出したところ、これがヒットして
再起を果たし、現在は大きな目標を掲げて
事業に邁進しておられるとのことです。
さっそく、河野さんに私に相談を投げかけてこられた真意をお聞きしました。
とても勉強熱心な経営者で、
武蔵野のセミナーにも出られて、
手帳式の経営計画書を作っておられたり
目標管理をしておられたり、
またさまざまな経営管理資料もお店から
上がってくるようにされたりと、
とても充実した経営情報をお持ちで
私たちも学ぶべき点がたくさんあります。
河野さんの悩みは、
こうしたコンテンツはいろいろ取り組んで充実してきたのだが
それを統合して、どう頭を整理し、課題を明確化し、
目標管理として具体的な課題に取り組んでいくかという
しくみをどうして作っていけばよいか、
うまく考えられないというものです。
そこで才木が、
お見せいただいた資料のコピーをいただき、
それをもとに、どういうようなお手伝いができるのかを
検討することをお約束しました。
私と才木の感じでは、
販売促進マップや業務プロセス検討表をツールに
幹部の方々にも参画してもらい、
どのような要素が、顧客満足、顧客のお店選択=売上の重要要因で
あるかについて仮説を立ててもらい
そうした要因のパフォーマンスが分かるように
情報を整理、体系化し
社長、幹部が気づきを得て、仮説を構築し、
実験による検証を繰り返して、業績を高めていけるしくみを
作っていくことが取組みになるのではないかと思いました。
約2時間のヒアリングでしたが、
パワーのある、潜在能力のある経営者のお一人にお会いすることができ
大変有意義な半日となりました。
こういう会社なら、ぜひいっしょに取り組ませていただき
成果を上げて行きたいものだと感じました。
税理士小笠原/河原事務所 小笠原 でした。