経営のコックピットづくりの実践取組みをしています。
2012.11.15
ブログ
今日は、四国にあるメーカーにおじゃましています。
現場リーダーの利益管理力の向上をめざして
職場ごとの利益管理資料を整備する取組みをしています。
わたしのいう『経営のコックピット作り』です。
これは日々の生産高、変動費、粗利益、固定費を出して
職場ごとの利益を出して、生産性を高めていこうという試みです。
いわば、稲盛さんの提唱してきた京セラ式アメーバ経営ですね。
ゴールは、正確なコックピットができて
リーダーがそれを道具として経営改善をできるようになることです。
昨日、ブログに書いたドラッカーがいう管理手段の実用化ですね。
さてそのための課題をまとめておいてもらいましたので
まずその課題の検討結果を発表してもらいました。
その課題とは次の7つです。
1.計画と実績の比較ができるようになること
2.P/Lの意味が理解できるようになること
3.コックピットの各項目の意味、意義が理解できるようになること
4.データに信頼性があること
5.設定している標準が妥当性をもつこと
6.物件ごとの利益管理ができるようになること
7.コックピットを作成する時間を短縮すること
さあ、これをどのように進めて
いつまでにコックピットを現場リーダーの優れた道具として
使えるようにするか、なるかです。
各テーマごとのチームに
それぞれの進め方を考えてもらい
3ヶ月でそれを実現していこうという計画を立てました。
題して『わが社見直し隊』
ぜひはやく数字を活用して
わが社の生産性の向上につなげたいものです。
コンサルティングに強い経営エンジン研究所 税理士法人小笠原事務所
大阪 小笠原 でした。