経営のための業績資料の意味は?
2010.03.24
ブログ
大阪のコンサルティング税理士 小笠原 です。
今日は九州の若手経営者勉強会『ラララ会』の第6回目の開催日
テーマは、目標達成のため、未来予測・原因究明・活動把握し、
具体的次の一手を決められる会議の必要資料・進め方
-経営会議の資料を作る-です。
今日は数字の大切さをどうみなさんに
さらに感じてもらうかが私なりのポイントです。
そこでひらめいたアドリブは自動車の運転席のたとえ話。
参加者の皆さんは、教習所に来られた生徒さん
わたしは助手席に乗る指導員です。
みなさんがこれから乗る車には運転席の前には
メーターがなにもついていません。
ずんべらぼんのダッシュボード
もっというとフロントガラスすらありません。
みなさんは、何も見えない車に乗るようなもの
そのままでは、事故を起こすのは必定
さあ、まず何をする?
そりゃ、最初のしごとはみなさん運転席のフロントで
丸穴を開けてスピードメーターやら燃料計を作らなきゃだめでしょう。
わたしが会社におじゃまして
経営会議をやりだすときにまず、
経営の資料を作るのはそういうわけだからです。
むかしの経営者はめくらで走っても
事故を起こしませんでした。
理由は、目をつぶって走っても、だれでもOKだったから。
それは、ものが不足しており、
どの会社も前年対比110%の売上を達成できていたから。
でも、そんな時代は夢のまた夢です。
今の経営者は必死で、メーターをしっかり視て
運転をしていかなければなりません。
業績をすばやく、正確に掴む経営管理の原点ですよね。
それを会計事務所まかせにして
いつ出るかもわからない、正しいもうけが示されない。
それでいいのですか?
大変厳しく、自分の首を絞めるようですが
わたしが常に感じる会計とわが業界の意識の低さに対する憤懣です。
みなさんはどうお考えでしょうか?
コンサルティングに強い税理士小笠原/河原事務所 大阪 小笠原
でした。