経営戦略を楽しく考えるのに打ってつけのツールを見つけました!
2013.07.11
ブログ
ひょんなことからアマゾンで目にとまった本が
『ビジネスモデル・ジェネレーション』
ビジネスモデルを生み出すってな感じでしょうか。
サブタイトルに、
「ビジョナリー、イノベーターと挑戦者のためのハンドブック」とある。
見た感じ、斬新なデザインである。
いかにも洋書という感じ。
だがこの本、とってもうまくできている。
ビジネスモデルをビジュアルに考える
キャンパスを提供してくれているのだ。
キャンパスには、
ビジネスを考えるために必要な
9つのことがらが
はじめからうまくレイアウトされ
薄えんぴつで下書きされているから
わたしたちは、そこに
湧いてきたアイデアを
ポストイットで書き
ぺたぺたと貼り付けていったらよいのだ。
この本のよいところは
グーグルのような巨大ベンチャー企業でも
ネスレのようなオールド・ビジネスでも
われわれのようなスモール・ビジネスでも
とてもうまく整理できて説明できることである。
だから、ビジネスモデルのかんどころを
すごくすっきりと理解することができる。
ここらあたりが優れ者といえるだろう。
これなら
わたしたちのお客様の社員の方々だって
楽しく戦略を考え、
アイデアを出していくことができるのではないだろうか。
9つのこととは、次のイメージのとおりである。
・キャンパスの右半分は
自社のビジネス提案と顧客の価値の関係であり、
収益のモデル部分である。
・キャンパスの左半分は
自社の経営資源、能力、ネットワークと
自社のビジネス提案の関係であり、
収益のコスト部分でもある。
・左右をつなぐものが
わが社の顧客への価値提案
これこそがビジネスモデルの中核となる
コンセプトである。
ということで、
早くも好奇心がもぞもぞ
どこかですぐにでも使ってみたいなあ。
だれか、いっしょに取り組んでみませんか?
コンサルティングに強い御堂筋税理士法人&経営エンジン研究所
大阪 税理士 小笠原 でした。