お客様を儲けさせる…会議・会議・会議

今週、3日連続でお客様の会議に参加させていただいた。
会議漬けの１週間であった。

会議は
会社の風土がそのまま反映し
また、意思決定の重要な場であるから
大変大事だし、企業という人間集団の力学を押さえる
コンサルタントにとってとても重要な情報源である。

私の仕事は、お客様を儲けさせることである。
そのための主要な手段は
会議を通じて、
経営の現状を幹部が理解し
打つ手を考えて
なすことを決めてもらうことだ。

また、それを通じて
幹部が経営遂行力の腕を
上げてもらわなければならない。

そのために
幹部の皆さんの
報告や討議内容をお聴きしながら
その見識や力量を見定めなければならない。

その上で
どうしたら、もっと質の高い話し合いにできるか
どう関われば、重要な論点を話し合ってもらえるか
なにが重要な現象か、課題か
どうすれば、会議が活性化するか
など、外部者の視点から
会議の成果に貢献することを意識して
関わっているつもりである。

なので、質問と傾聴、
参加者の言動の観察
そして、感じたことを伝えるフィードバックが
とても重要だ。

限られた時間で
なるほど！と参加者が
ハッとする、腑に落ちることを発言し、
持っているノウハウや事例をご紹介しなければならない。
また、ここぞというときには
私の持っているあらゆる人脈を通じて
もっと売上を挙げてもらえるような
紹介活動もしなければならない。

お客さまもフィーを支払って
私を呼んで下さっている以上
その何百倍もの余りある価値があったと
思ってくださることが目標だ。
それが、依頼者であられる経営者の方々の
期待と恩義に報いる道である。

私の意図が
ズバッと当たることもあるし、
まったく外れることもある。

だが、私が原因となって
活性化したり、貴重な気づきがあったり
重要な論議と意思決定があったりした場合
大いなるやりがいを感じるのである。

元来が、ＫＹで気の小さな私だが、
自分に与えられた役割だと
鞭打って発言させてもらっている。

コンサルティングに強い御堂筋税理士法人＆経営エンジン研究所
大阪　税理士　小笠原　でした。