御堂筋税理士法人創業者ブログ

大阪のコンサルティング税理士 小笠原 です。

今日は朝9時から淀屋橋のAPホールで
私が関わって20年になるK社の発表会。

K社長は、JCの1年先輩
慶応出身、粘りのある思考と行動が持ち味の方である
もう10年にはなる発表会もその粘りの賜物だ。

いただいた経営計画書は120ページにもおよぶ緻密なもので
これは他社のお手本ともすべき出来ばえ。

5月に終わった前期の業績は
経済変動が遅行して影響する業界の変調の波をうけ
かなりダウンした(とはいえ立派に利益!)。

しかしこうした強固な経営体質、
そしてその結果できつつある強固な財務体質は
まさに経営計画のあくなき実行のおかげだと断言できる。

最近は、スタッフの才木がご信頼をいただき
営業会議のファシリテーターやら、研修をさせていただいている。
私たちもごいっしょに取り組んで、また学びもいただいている。

社員の方々の発表内容や意識も高いものがある。
倉庫の在庫管理、配送業務などはベンチマークすべき水準だろう。
また経理の女性の方の得意先、仕入先の経営状況を察知する
問題意識は聴く価値のある内容である。

さて私の講評だが、
今回は、目標管理シートを使って毎月のふりかえりが
経営計画の確実実行のポイントであり
その際に「書く」ということを
しっかり意識してやってもらいたいとお願いした。

報告のために書くのではなく、
手と脳みそを直結させた思考の道具として書いてほしいのだ。
書くことは人を確かにする。けだし名言である。
書いて、ふりかえって、気づいて、どうすればいいのかを考える。
そして決意することが、経営計画の確かな実行に結びつくのである。
経営は試行錯誤、打率だから。

コンサルティングに強い税理士小笠原/河原事務所 大阪 小笠原
でした。

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