考え方のくせを見抜く、直す
2010.10.01
ブログ
大阪のコンサルティング税理士 小笠原 です。
さて、昨日のつぶやきの続き
「すなおにする」というのが課題だとお話ししました。
すなおにすると、「ちゃんとしようよ!」につながります。
これは、若いころクボタに同期入社した畏友、
小原君がよく言っていたフレーズです。
今頃、耳になつくのですね。不思議なものです。
経営者なら、ちゃんと経営する。
管理者なら、ちゃんと管理する。
営業マンなら、ちゃんとお客様のお役に立つ。
製造マンなら、ちゃんと生産する。
当たり前のことですが・・・
この「ちゃんと」というところがミソ!
それは、与えられた能力をきちんと作動させるということです。
たとえばコーチング、あるいはカウンセリングでも。
心理学の世界で、メタモデル・パターンという言葉があるらしい。
このままではよくわかりませんが
「なんでそう考えているの?」と質問したときに
そう考える前提の、その人の考える根拠とでもいいましょうか?
だから「考える根拠のパターン」といった方がよいかも。
それが誤っているというか、思考省略しているというか、
そんなパターンを話を聴きながら、
しっかりチェックするというのも
「すなおな聴き方=ちゃんと聴く」ということではないでしょうか?
そうした「変な考えの根拠パターン」として
・変な前提・・・「私がやるとうまくいかないんです。」
→「なんで?」
・変な読心・・・「彼はそう思っているのは分かっています。」
→「なぜそう思うの?」
・変な判断・・・「そんかことするなんてまちがっています。」
→「それはだれの判断?」
・変な等価・・・「試験に落ちたから、僕はダメ人間なんです」
→「なんでそうなるの?」
・いつでも化・・「やるころなすこと、うまくいったためしがないんです。」
→「ほんと?」
・だれでに化・・「だれもそういうんです。」
→「確認したんか?」
・不可能化・・・「できないんです」→「なぜそう言えるの?」
などなど
どれもが、ほんとうにそうなのかな?というところがあります。
それを聴き逃さず、しっかり深堀りしていくと
より真実に近づけますし、
またそうした対話を通じて、本人がいろいろなこと
とらわれや、思い込みに気づき
自分の観念が、自分の行動を変に型にはめて
あやまった方向に行動したり、身動きとれなくなったり、
悩んでしまったりしているのを
和らげ、よい方向に転換させ、問題を解決する方向に
もっていけることが多いのではないでしょうか?
そんなことを考えたり、感じたりしているこの頃です。
コンサルティングに強い税理士小笠原/河原事務所 大阪 小笠原
でした。