御堂筋税理士法人創業者ブログ

大阪のコンサルティング税理士 小笠原 です。

今日は朝から事務所にお客様の若手幹部に来ていただき
OJTティーチングと題してトレーニングを行ないました。

なぜティーチングなのか?
幹部のしごとはマネジメントだが
そのためにはリーダーシップを発揮しなければならない。
その主たる場面は部下指導である。

人材育成は企業の根幹的な経営課題である。
部下指導は次を担う人材を育成することである。
そのためには部下の状況に応じた指導
部下が主体の育成をしていかなければならない。

その中心的なスキルは
・部下指導の基本的な考え方
・コーチング
・ティーチング
である。

なぜなら
部下指導は部下の状況に応じて、指導と相談が必要であるという
基本的な考え方を身につけ
その上で、それに応じてうまくコーチングとティーチングを使いわける
必要があるからだ。
コーチングの研修はよくあるし、わたしもしているが
ティーチングの研修はよく知らない。
しかしティーチングは根本だろう。
ところがみなさん、本能のままでしているというのが実態である。
これでは効果的、効率的でない。

そこでティーチングの訓練が必要だと思ったのである。
したがって研修のねらいは
 1.OJTにおけるティーチングの手法を学ぶ。
 2.あなたのOJTスタイルをふりかえる。
 3.OJTにおける相手主体の姿勢を身につける。
 4.部下との具体的OJT計画を立てる。
という点にある。

プログラムの手順は
 1.リーダーシップ発揮スキルとサイクルの全体像
 2.あなたのOJTスタイルを分析し特徴を自覚する。
 3.部下の状況に応じた効果的な指導のしかたを学ぶ。
 4.OJTティーチングの進め方と内容
 5.OJTシートを使ってマイケースOJTの計画を立てる。
 6.リーダーシップ発揮のための権威の源泉
であるが、
目玉はOJTシートの使い方にある。

なぜならティーチングの目的は
・あることができるようにさせる。
・PDCAを自分でまわせ成長し続ける自律的考働人間をつくること。
だからである。

試行錯誤でしてみた訓練で
わかりにくいところもあるプログラムだが
それでも参加者には気づきが多かったようである。

ティーチングは相手主体であるというのは180度考えが変わった。
自分が勝手に覚えろで育ってきたのでそういうふうになってしまっている。
部下の目線に立つことができたなどなど

この研修を基に、もっとよいプログラムにしていきたいものだ。
そのためには改良すべき点がいくつもあるが

コンサルティングに強い税理士小笠原/河原事務所 大阪 小笠原
でした。

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