御堂筋税理士法人創業者ブログ

大阪のコンサルティング税理士 小笠原 です。

久しぶりにおじゃました I社
迎えに来てくれた後継者の専務さんの顔は明るい。
現在、リフォーム事業の先頭に立ってがんばっておられる。
若手社員の方々の団結も強く、雰囲気はよい。

さて、おじゃました目的は来期の経営計画
その方向性をまとめることにある。

事前に今年の取組みの見直しをしてもらうように
お願いをしておいた。

彼なりにふりかえってもらうと
実行できたテーマもあるものの
全体には積み残しも多い。
結局、意欲はあるものの一人ではいかんともしがたい。

そして、彼がしみじみという。
やっぱり月次決算をしっかりしないといけない。
自分自身そう数字に強い方じゃないし
数字がはっきりつかめないと
何にどう取り組んでいいのかわからない。

そこで再度、わが社の数字のつかんでいる現状を考えてみる。
売上の捉え方、仕入の捉え方、在庫がわからないなど
そこで出ている利益と称する数字は、
ほとんど意味をなさない数字である。

課題をひとつづつ、考えていった。
売上の集計方法、仕入の集計方法
粗利の日常管理の大事さ
日々の在庫管理、月々の在庫の把握
部門ごとの損益計算の実施とそのための条件
会計事務所の関わり方
など

専務が社長に訴えた。
社長、数字の捉え方を僕にやらせてください。
社長の僕も数字があまり得意じゃないでしょ。

社長が若いころ、数字はあまり重要じゃなかった。
なぜなら、売上が勝手に伸びた時代だから。
数字を見なくても、儲かりお金も回った。

今、そんな経営では絶対にやっていけない。
専務が、
やっぱり月次決算が最大の課題だと感じたことには
重い意味がある。

翌朝、さっそく月次決算の改革プランをしたためて
専務にメールを送った。

コンサルティングに強い税理士小笠原/河原事務所 大阪 小笠原
でした。

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