御堂筋税理士法人創業者ブログ

大阪のコンサルティング税理士 小笠原 です。

今日は待っていた伊豆への一人旅の日
まず朝8時40分のひかりに乗って熱海で降りました。
ここから、乗り換えて下田に向かいます。
伊豆半島を本格的に旅するのは初めてです。

伊豆急行の旅も楽しみにしていたひとつ
なにしろ元鉄ちゃんですからね。
熱海を出て、来宮、伊豆多賀、網代、宇佐美とすぎて
早くも伊東です。JR伊東線はここでおしまい。
伊東から南は伊豆急行線となります。

車窓からは急速に回復してきた太陽に照らされて
伊豆の海が波高く押し寄せています。
トンネルがちな路線を、それでもときどき
海や山の素敵な景色を楽しませてくれます。

伊東から南伊東、川奈へ
窓越しに見えるゴルフコースは川奈カントリーなのでしょうか?
富戸、城ケ島海岸、そして伊豆高原駅へ

なんか別荘風な邸宅が駅のまわりにたくさんあります。
どんな人が住んでいるのかな?
リタイアした余裕のあるご夫婦なのでしょうか?
列車は山のなかを南へ走り続けます。

伊豆大川、伊豆北川、そして伊豆熱川・・・
どこかで聞いた地名が続きます。
片瀬白田、今井ヶ浦海岸、伊豆稲取、河津、稲梓、蓮台寺、
温泉の街々が続き、
そして終点伊豆急下田駅につきました。

さっそくコインロッカーに荷物を預けて
ぶらぶらと黒船の到来した
ペリー上陸地に見物に行きました。
2010031013200000

途中、初のアメリカ総領事ハリスに
むりやり仕えさせられた唐人お吉がしていた
飲み屋の建物の脇をとおりました。
なんでも彼女は、付き合っていた男と別れさせられて
ハリスに仕えたとか・・・
その後、アルコール中毒から最後は自殺をしたという。
なんともやりきれない話です。

ロープウェイで寝姿山という見晴らしのよい展望台に上って
下田の海を一望した。
黒潮の海のほんの近くに伊豆大島が見えるほか
伊豆諸島が見渡される。
大島がこんなに近いとはまったく知りませんでした。
2010031012270000

(車窓から大島を望む
下田からはもっと近いが・・・)

もう一度電車に乗って、河津に戻り
そこからバスで天城越えで、湯ヶ島温泉に向かいます。
バスには買い物帰りのお年寄りや通学の子供たち
旅人はわたしともうおひとかたです。

天城隧道を抜けると川は今までとは反対に
北に流れだします。
けっこう伊豆は山また山の土地ですね。

私にとっては天城と聞けば
こどものころ聴いた三浦洪一さんの
『踊り子』のメロディーがあたまによぎります。
「さよならもいえず泣いていた、わたしの踊り子よ
 嗚呼、船が出る~。天城峠で逢うた日は
 絵のようにあでやかな・・・」だったかな?

さて夕方の4時過ぎに無事湯ヶ島に到着
今日は、由緒ある『落合楼 村上』に投宿
この落合館、明治のころ地元の金山で
財をなした方が建てた旅館とか、
建物が国の有形文化財に指定されているのです。
2010031109000000

すばらしい建物の普請
井上靖、川畑康成、北原白秋など多くの文人に愛された
ゆっくりと日本旅館の趣きを楽しみたいと思います。
日ごろのしごとの垢を落として
ゆっくりさせてもらいます。
みなさん、すみません。

コンサルティングに強い 税理士小笠原/河原事務所 大阪 小笠原
でした。


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