御堂筋税理士法人創業者ブログ

大阪のコンサルタント税理士 小笠原です。

最近も、いくつかの新たな相談者の会社を訪問した。
共通している問題は、幹部が育っていないという経営者の悩みだった。
その原因は同じではない。

客観的にいうと
頼りになる幹部が不足している、いないということになるが
見方を換えれば
自分(経営者)が幹部を育ててこなかった結果だということになる。

これから経営にあたるべき後継者の場合を除き、
実のところ、その経営者自身に猛省が必要な話である。

現象としては、
・読み書きそろばん、思考力が弱い
・価値観=仕事への取組み姿勢において違和感がある
・やる気がみえない
などということである。

いずれにせよ、確かに
幹部が育っていないというのは大きな制約要因だ。

ではどうすればよいのか?
ひとつは経営者が自分でできること、外部に依頼せねばできないことを
しっかりと峻別して、幹部の育成に取組みをすることだ。

自分でできることとはなにか?
これは2つある。

まず、みずから自分を高めることだ。
これは昔から、「修己治人」といって、リーダーシップの基本だ。
次に、幹部の話に耳を傾け、彼らの思いを知ることだ。
それによって解決への糸口はたくさん見つかるはずだ。

外部に依頼するべきこととはなにか
これも2つある。

ひとつは、ビジネス思考力、実行力の強化だ。
これは論理性と数字を学び、実践で実行力を身につけてもらう以外にない。
もうひとつは、価値観の向上、あるいはシフト(リセット)だ。
「あっち組」の考えの人に、
「こっち組」になってもらわなければならないからだ。

最後の価値観のシフトがもっとも手ごわい。
最近、いく人かの経営者との対話で
感じる経営者の心からの願い、心の叫びだ。

そして、これをどうしていくかが、私の新たなテーマだ。
社長、あなたの願いはわかった!
わたしの解決請負魂にインプットはした。
わたしの問題解決脳が作動し始めたところだ。
いま、それを頭の中で寝かしている。

相談を投げかけた、この問題を解決できそうな
ネットワークの方もいらっしゃる。
そう遠くない時期に、新たな取組みを
提示できるのではないかと感じている。

コンサルティングに強い株式会社経営エンジン研究所/税理士法人小笠原事務所
大阪 小笠原 でした。

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