御堂筋税理士法人創業者ブログ

先日、神田の日本経営合理化協会という
特別なポジショニングを誇る研修機関におじゃました。

目的は、私がお役に立てるかどうかご面談していただくこと
お題については2つヒントをいただいた。
ひとつは、『小笠原流 幹部のマネジメント力』
もう一つは、『小笠原流 社長の心得』である。

さて、マネジメントに関して
ご担当のSさんがお話しされていたのは
その前に、幹部の『読み書きソロバン』の力を
高めることだということだった。

私も最近おなじようなことを感じていたので
まったく賛成である。

そりゃ、読み書きソロバンができなければ
業績を挙げるとか、成果を出すなんて夢のまた夢

近ごろ、いろいろな方と勉強をしていて
経営者、幹部、営業マン、若手社員のそれぞれの
読み書きソロバンの力に????という気がしているからだ。

そこで、幹部に『読み書きソロバン』に
強くなってもらう方法とはなにか?
それが、考えどころ、アイデアの出しどころだ。

テーマは8つである。

最初に、本を読めるようになる こと。
これは、『声に出して読みたい日本語の本』で練習だ。
まずは、文章をスムーズに読めなければね。
ついでに携帯で辞書を引くクセをつけてもらってと。

次に、本の読み方を学び、本を読む習慣を身につける
本の読み方とは、パラ読、精読、まとめ読である。
本を読む習慣では、月に1冊の読書とまとめ習慣

さらに、日経新聞を読めるようになり、読む習慣を身につける。
日経新聞の読み方で勉強して、
日経新聞がしているテストで腕だめし。
自分のビジネスに関係ある記事をひろい出すのが練習

次に、文章の書き方
これは、自分の目標、方針をまとめるというワーク
それで徹底して、添削を行なって力をつける。

さて、話は変わってソロバン
これも、始めは数字の読み方と計算のしかたである。

数字は7~10ケタのコンマのついた
数字をスラスラ読めるようになることだ。
ここらあたりは、公文式、二人でペアになってもらい
ひたすら声に出して練習である。

計算のしかたは、電卓をたたけるようになること。
一定の時間内で、メモリーを使って
+-×÷%の計算をスラスラ行なうこと
そして、生産性=粗利益÷人数といった
簡単な方程式を覚え、自在に活用できることだ。

そして、採算意識を身につける
それは、売上高×粗利益率-固定費=利益
という儲けの方程式を覚え
ねらいの利益を挙げるための、売上高、粗利益率、固定費の
組み合わせを計算できることだ。

ちょっと応用編は
表とグラフの作り方と読み方である。

表の場合ポイントは『MECE』といって、
もれずダブらず作ること
比較、割合、傾向、予測、細分化、活動指標などをわかること

グラフは、わかりやすい作り方
マッキンゼー式のグラフの作り方がよいだろう。
見たい目的によってグラフを選べるようになればよい。

どこかでまずは実験したいもの
ご希望の会社があれば格安でお引き受けしますが。
その代わり、モルモットですよ(笑)

コンサルティングに強い税理士法人小笠原事務所 大阪 小笠原
でした。


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