御堂筋税理士法人創業者ブログ

私の使命は、『高業績企業創り』である。

 

方法論は

ニッチNo1の戦略創り

経営の見える化

仮説と検証の学習組織づくり

人材の育成

 

だから、人材の育成は

とても根源的な大テーマである。

(というか、

 人間の究極のテーマだ)

 

それにようやく気がついて

今、いろいろと教育について

勉強している

というわけである。

(今さら、おそいのだが)

 

しかし残念ながら

私の資質に教育者のそれが

欠けている。

特に、養育的なマインドである。

 

だから、私にとっての教育の学びは

なによりもまず

内省と根本意識の確立である。

 

それはそれとして

考え方の勉強も必要だ。

 

教育の勉強を教育学という。

教育学は、哲学と同じだけ

古くからあるわけで

やはり学ぶ徒としては

おもだった思想家の

考え方と実践方法を

知っておかなければならない

(と私は思うのである)。

 

私が、

しっかりと理解しておきたいと思う思想家は、

あまり聞きなれない人たちかもしれないが、

・ペスタロッチ

 (貴族だけでなく

  国民教育の生みの親)

・ヘルベルト

 (美的判断力を重視

  教育制度改革で知られる)

・シュライエルマッハー

 (神学者でその立場から

  陶冶をめざし反省と自発をめざした)

・フレーベル

 (全人教育で発達と創造をめざした

  幼稚園=Kinder Garten

  の名付け親でそれを作った)

・モンテッソーリ

 (仕事を重視し、

  さまざまな教育器具を使った教育)

デューイ

 (教育とは明日の社会を創る)

シュタイナー

(感性教育を主張した、

 ドラッカーはこの教育を受けている)

などである。

 

その中でまず

ペスタロッチの考え方を

ご紹介しておこう。

 

ペスタロッチのすごいことは

民衆の子供たちを教育の対象としたことだ。

だから学校教育である。

 

ペスタロッチは

子どもたちの内にある本源的な力を

呼び覚ますことが教育の目的だとした。

 

そして、それを『基礎陶冶』と呼んだ。

そのための方法が『メドーテ(=Method)』である。

それは、頭・手・心の発達を調和的に促す。

 

頭は、直観のABCと呼び

数・かたち・ことばを組織的に教える。

手は、技能のABCと呼び、

心は、『母の愛』の働きがたいせつだとした。

 

ペスタロッチも、

カント(ドイツの偉大な哲学者で

私は大大影響を受けている)

の考え方つまり

教育の目的は道徳性の陶冶だとしたが

それを現実的な方法で取り組んだ。

 

またルソーなどの主張した

人間教育を現実に即して

国民教育に展開した。

 

この辺が、

森信三先生が賞賛してやまない

ペスタロッチの貢献の偉大さなのであろう。

 

この話し、またいずれ。

 

会計事務所と

経営コンサルティングの融合

 

御堂筋税理士法人&

組織デザイン研究所

 

小笠原 でした。


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