御堂筋税理士法人創業者ブログ

さて、これまで、好き勝手に

映画にまつわる

わたしの思い出を

書かせていただいた。

 

いま、You Tubeで

いろいろな映画の

思い出の名シーンを

そぞろに見続けている。

あらためて映画のことを

考えてみた。

 

そもそも映画の

よしあしをはかる基準って

なんなんだろう。

 

まあ、こんなものは

その人の感性での好き好きであって

興ざめの理屈をのべることでもない。

 

だけどまあ

わたしなりに思うことを

書いておきたい。

 

まず、ストーリーそのものが

すばらしくなければならない。

人生、人情の機微、運命、意外性、

壮大なこと、とても小さなこと…

 

次に表現だ。

カメラアイ、カット割り、リズム…

美と表現力と創造性だ。

色彩、画像、音楽…

 

さらに演じる人たちの力だ。

ヒロインとヒーローのすてきさ

脇を固める達者な人たち。

 

そして、そこに

人間や人生への深い洞察が

あるかである。

 

最後に

わたしが見た映画の中から

珠玉の十作品を選んでみたい。

 

大した数の映画を見ていないから

偉そうなことはいえない。

 

あくまでも今まで見た範囲での

そして、1970年頃までの

クラシカル作品の中での

わたしの好きな映画である。

というか、すきな監督の

それぞれの一作を選んでみた。

 

1  『七人の侍』(黒澤明)

2  『アラビアのロレンス』(デイヴィッド・リーン)

3  『道』(フェデリコ・フェリーニ)

4  『東京物語』(小津安二郎)

5  『巴里祭』(ルネ・クレール)

6  『雨月物語』(溝口健二)

7  『ローマの休日』(ウィリアム・ワイラー)

8  『独裁者』(チャールズ・チャップリン)

9  『第三の男』(キャロル・リード)

10 『奇跡の丘』(ピエール・パオロ・パゾリーニ)

 

 

(とにかく多士済々、映画の面白さのすべてが

 詰まっている奇跡の作品)

 

いかがだろうか。

大いに異論のあるところだろうが、

一ファンとしての好みでお許しいただこう。

 

わたしがそれぞれを好きな理由は、

ほぼ本文の中でお話ししたつもりだ。

くだらぬ能書きは言わないことにしたい。

(最後の『奇跡の丘』は

マタイ福音書によるイエスの生涯を

荒涼とした風景のなかで

映像化したものだ。)

 

歴代、キネマ旬報紙が選出した

日本映画と外国映画のベストテンは

添付のサイトに載っている。

なんと1924年からの歴史がある。

http://nanaelibrary.jpn.org/movie/kinejun/kinejun.html

それを見るにつけ、

1980年代以降のベストテン作品は

の中でわたしが見たものは少ない。

まあ浦島太郎だ。

 

ところで映画に限らず、

芸術というものはいいものだ。

日頃、現実の生活の中で

欲と泥にまみれたこころが

このときばかりは洗われる。

 

真・善・美といわれる。

おなじ本質を、側面に沿って

ちがう言葉で言い表わしたものだ。

 

そのなかで、美が芸術の分野である。

真・善に負けず劣らず、

直観によって掴まれるという点では

真・善にも優る側面があるのではないだろうか。

生活の中で大事にしたいことである。

お付き合いくださってありがとう。

 

経営コンサルティングと

会計事務所の融合

 

組織デザイン研究所&

御堂筋税理士法人

 

小笠原 でした。

 

 


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