御堂筋税理士法人創業者ブログ

時には詩集を
ひも解こうではありませんか。

それは時には
映画を見に行こうというのと同じです。

さびついた感性を磨き直し
人間らしい
感情を取り戻すためだ。

感動し、
人生と使命に感興し
人にやさしくなるためだ。
それがリーダーには必要だ。

今、読んでいるのは『詩経』だ。
中国の春秋時代の歌謡集である。

世の愁い、世の中への思いもよいが
恋愛詩はいいな。

「凱風南よりし かの蕀(きょく)心を吹く
蕀心夭夭たり 母氏苦労す

凱風南よりし かの蕀薪を吹く
母氏聖善なれど 我に令人なし

ここに寒泉あり 浚の下に在り
子有ること七人 母氏労苦す

眼睆たる黄鳥 載ちその音を好くす
子有ること七人 母心を慰むるなし」

夏の大風が南から、
芽吹いたばかりの
いばらの小枝に吹きつける。
(南からやってきただて男が
年ごろになりそめた
娘の女ごころをたきつける)

いばらの小枝は若さに満ち満ち
母御は苦労する。

夏の大風が南から
芽吹いたばかりの
いばらの小枝に吹きつけ
乙女心をたきつける。

母御がどんなに
かしこくて立派でも
娘たちはみな
おしとやかになんか
していられない。

冷たい泉が湧き出でて
浚の町の下に流れて
いばらの小枝を浸す。
(ちぎり合う)

娘が七人もいたら
母御の苦労もたいへんだ。

成婚のおめでたいしるしの
美しいうぐいすが
よき音色で鳴き交わす。
娘が七人もいたとなれば
母御のご苦労は
慰めるすべもない。

なんともつやっぽく
おおらかで、楽しくなるような
生き生きした詩だろう。

わたしも
若いころのことを思い出す。

佳品だなあ。

コンサルティングに強い
御堂筋税理士法人&
経営エンジン研究所
大阪 税理士 小笠原 でした。


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