経営改善の実行力と実現力
2012.11.30
ブログ
月末の『小笠原流経営セミナー』のために
プレゼン資料をまとめていた。
今月のテーマは『具体的経営改善の進め方』である。
経営計画を立てて、実行管理をして、
業績を挙げていくわけであるが、
成果を挙げるためには、
経営の具体的課題を解決していかなければならない。
そこで問題になるのは経営改善を実践できるかである。
一体、業績を高めていくためには
どのような条件が必要なのだろうか?
わたしも、お客様の経営の質を
高めていくことに関わっている以上
これは、最大の重要関心事である。
そこにはふたつの領域がある。
ひとつは、お客様(の経営者、幹部、社員)の実行力と実現力である。
もうひとつは、コンサルタントとしてのわたしの知識力と影響力である。
つまり構図はこうなっている。
小笠原→経営者・幹部・社員→成果
経営者・幹部・社員の実行力と実現力については
どう考えるべきだろうか?
まず意思があるかどうかである。
次に、分析したり仮説を立てたりする考える力が要る。
そして、ぶあつい実行力だ。
とくに、経営者・管理者には、リーダーシップが必要となる。
リーダーシップとは、社員をやる気にさせる力である。
その本には、いくつかの資質または認識が必要だ。
長所に光を当て、多少のことには目をつぶって
ほめて育て、伸ばすことができるかだ。
そのためには、
それ以外に人を活かす方法はない、
人材は預かった大切なものである、
人を育てるのはわたしの使命である
といった認識が必要だろう。
関わるわたしに求められるものは何か?
的確な問題の把握力と成功への具体的方法論だ。
そして、相手をやる気にさせる影響力だろう。
そう考えると、わたしにはまだまだ
なすべきこと、考えるべきこと、
身につけることがたくさんある。
そういう観点から、
知識・意識・スキル・態度を身につけていきたいと
あらためて思いなおしたしだいである。
コンサルティングに強い経営エンジン研究所 税理士法人小笠原事務所
大阪 小笠原 でした。