御堂筋税理士法人創業者ブログ

大阪のコンサルティング税理士 小笠原 です。

所内研修でもうひとつレクチャーしたのが『仏教思想』

仏教のことなど、小指の先ほどした知らない私が
厚かましくも、高邁なことをお話させてもらう。
なんともはやである。恐れを知らぬ不届き者とは私のことである。

しかし問題は、なぜ仏教思想をわれわれが学ばなければならないかである。

わたし的には、その理由はふたつある。
ひとつは、仏教における世界の認識のしかたがわたしにはすっきりするのである。
諸行無常、すべては移り変わっていく・・・はあたりまえとして
諸法無我、実在を前提としないのである。そんなものがあるから執着心が起こる・・・
そのとおりだなあと思うのである。
これはわたしが西洋思想から学んだ結論(一般にそうかどうかではない)と軌を一にする。

もうひとつはとても大事なことなのだが、
やはりわたしたちは会社の発展をねがい、サポートをしていく立場である。
そこでは、経営者を始め皆さんの仕事への取組み姿勢が決定的に重要である。
そしてその姿勢の背後には、ある種の哲学があって
そこから滾々とエネルギーが湧きだすということが不可欠だとおもっている。
それは、今ここで他者のために力を尽くすということ。
その根源を、仏教思想に求めているのである。

それは西洋思想でもよい、キリスト教思想でもよい、
東洋思想でもよい、仏教思想でもよい。
キリスト教思想なら『愛』、東洋思想なら『仁』『孝』となろうが
仏教思想では、実存主義に近い、
自利利他を今ここでやる。すべてのことが人格練磨の修業である。すべての存在に仏性がある・・・
こうしたことが、こころの中にえもいえぬ暖かな心地、勇気が授けられる感じがするのである。
この辺の言葉はわれながらまとまりがない。
(それはその程度の認識しかないからであるが)
しかし、初学者にも満たない初学者だが、
このあたりをもっと深堀りしていければと思うのである。

そのためにわが社のスタッフの方々にはご迷惑だろうが
こうしたレクチャーの機会は
私自身がねじを巻き、学びを高める良い機会となるのである。

コンサルティングに強い税理士小笠原/河原事務所 大阪 小笠原でした。


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