若者よ、道具に頼りすぎるな!
2016.11.10
経営幹部の育成
先日、日経新聞に
将棋の対戦で、
AIでこっそり差し手を調べて
試合をしている人がいる
という話が載っていた。
便利な道具ができると
どんどんそれに依存するという風潮への
警鐘の意味合いであった。
簡単にいうと
そんなことをしてまで
勝ってなんの意味があるのかと
いうことである。
技術の進歩は世の必然である。
何もかも悪いということでは
もちろんない。
自動車ができたら
歩いていくことから、
自動車に乗っていくことにシフトする。
体力は落ちるだろうが
便利は便利だ。
それによって生産性が大きく上がる。
昔の本を読んでいて感じることは、
昔の人の方が、
体力も、思考力も、記憶力も、
現代人よりも
圧倒的に高かったということだ。
それは道具がなく
自分の身体だけを道具にして
仕事やコミュニケーションを
していたからだ。
さて弊社では、
税務署を退官された
上野税理士に
に入っていただいて
主に若手スタッフの
相談役やチェック役を
してもらっている。
そうなって
社員のなかには、
下調べをせずに
自分の意見ももたず
相談にくる者もいるという。
まさに
便利な道具(失礼ながら)ができて
脳みそが退化する
危険性があるということだ。
これは断固として
指導しなければならない。
ぜったいにダメである。
弊社のスタッフは
徹底的に頭とこころを鍛えて
最強の軍団にし
したてあげなければ
ならないからである。
経営コンサルティングと
会計事務所の融合
組織デザイン研究所&
御堂筋税理士法人
税理士コンサルタント
小笠原 でした。