若手スタッフの会計･数字のセンスを磨く

若手スタッフを教育するための

会計と数字のセンスを磨く

研修テキストを作った。

 

実はこのテキスト、

１年前に作りかけ、ほぼできていたのだが

うかつにもファイルを紛失させてしまった。

 

そのショックから

なかなか創作意欲が湧かなかった。

この夏、自由な時間をいただいたので

やっと正面から向き合い、

一気呵成に仕上げた。

 

さて、

いく度かブログやFBで触れたが、

最近おおいなる刺激を受けたのが

『対話型組織開発』という本だ。

 

その中で、

仕事のスキルには

・テクネ―（技術）

・エピステーメー（知識）

・プロネーシス（実践知）

の３つがあり、

特に実践知は

熟達者が伝授するものだと

書いてあったのが強く心に残った。

 

若い人たちを育てるのは

シニアのあなたの仕事ですよと

強く背中を押された気がしたからだ。

 

ということで

エネルギーが沸々と湧いてきて

テキストを創りあげたというわけ。

 

作ってみると

あれもほしい、これも盛り込みたい

というわけで

全部で１６のテキストとなった。

 

（パソコンの中にあるファイルである）

 

さてさっそくこれらを

今年の後半から来年１年間かけて

若い人たちに

学んでもらおうと思っている。

 

テキストの内容をご紹介しておこう。

 

１．簿記・会計の基本と月次監査
２．決算書分析
３．月次決算の分析と説明
４．損益計算の工夫
５．管理会計の知識と活用
６．儲けのカーナビ（決算予測）
７．資金繰り管理
８．資金の調達と運用
９．キャッシュフロー
１０．経営のコックピットと業績管理
１１．各種経営分析資料・個別管理資料
１２．予算の策定と管理
１３．原価計算
１４．内部管理
１５．定量分析と図表によるプレゼン
１６．個別ケースでの意思決定－経済性工学

 

会計事務所以外の方々には

ピンとこない内容かもしれない。

 

私としては、

縁あってわが社に来られた方には

ぜひともこれらの知識を身につけて

お客様に貢献してもらいたいと

こころから願ってやまない。

会計事務所と

経営コンサルティングの融合

 

御堂筋税理士法人＆

組織デザイン研究所

 

小笠原　でした。