ある社長にお聞きしたおもしろいお話
2009.06.03
ブログ
大阪のコンサルティング税理士 小笠原 です。
お得意先のA社長にお会いしました。
色々厳しい時節柄、会社の経営課題をお聴きするのが目的です。
マーケティングや状況に対応した戦略については社長の得意分野であり
また、失礼ながらこれといった幹部人材も不在なので
主に人材のことがテーマになりそうです。
そこで主要な課題は
1.営業の責任者をスカウトする。(子息が会社に入社するとしてそのつなぎ)
2.貿易の担当者を入社させ、育成させる。
3.ご子息の丁稚奉公とキャリア開発、補完者のリクルート
となりました。
わたしは、さっそく知り合いの人材紹介のお仕事をされておられる方に
お電話をして、ご紹介サーチのお願いしをしました。
早急に要望をお聞きしに会社に行ってもらうようにしました。
さてお話が終わって、雑談になりました。
昨今のむちゃくちゃな経営環境の話になりました。
社長が、「今月、支払金額500万円以下の仕入先には、従来手形で
払っていたんですが、今月は現金で支払ったんですよ。」
わたし、「へーっ、どうしてですか?」
社 長、「みんな、必ず問い合わせてくるでしょう。そのときにどうですか?
と訊くわけです。よかったらこれからも現金払いにしますが。」
わたし、「なるほど、それで?」
社 長、「公定歩合のサイト分だけ歩引きしていただけたらそうさせて
いただきますから。」
わたし、「そうか!先に歩引きの打診をするよりもその方がインパクトが
ありますよね。」
つまりサンプル提供というわけです。さすがA社長の発想
面目躍如たるものがありますね。面白い!
コンサルティングに強い税理士小笠原/河原事務所 大阪 小笠原でした。