どんどん経営が見える化して、業績が挙がっていく…
2016.06.18
高業績企業づくり
毎月、参画している
D社の経営会議
事前にメンバーにメールをして
資料の作成を念押ししておいた。
まず、前月の議事録確認だ。
…
2.スピードメーターによる
日々の売上目標管理は
6月からスタート
とある。
実行状況を確認した。
一つの拠点が
なかなか数字が出ないという。
事情を聴いてみる。
この手のことを
きっちりとさせる決め手は
トップがそれを見ていることだ。
そして、本人に
見ているというメッセージが
送られればやらざるをえない。
4.設備別収支を算出して
資料につける
これは、のちほどチェックしよう。
さて、次に
経営のコックピットで
業績の共有だ。
5月は固定資産税などがかさむ。
根本的には、
利益を稼ぐ設備の稼働が悪い。
前年に比べると
多少売り上げも伸び、
利益状況の改善されているが
予算と比べると不振だ。
来月から、そのうち
かなりの部分が解消されるという。
それとは別に今期の
設備増強の予定を訊いてみた。
9月、12月に予定しているという。
設備の調達には、最低半年かかる。
業容から資金調達には問題ない。
今後は、
設備投資の計画と実行管理を
しっかりとしなければならないなと気づく。
それから拠点ごとの
経営のコックピットを見る。
来週、拠点長の会議があるので
そこでの指導事項の
洗い出しの意味もある。
予算に対して大きく
こけている拠点が3つ明らかになる。
それぞれについて
こけている理由も明らかになる。
それらについて
会社側の見解や意思、対処を
確認する。
さて、業績予算の実現に
決定的に重要な
新規開発管理だ。
新規開発一覧表でチェックする。
この手の管理には
案件の一覧と進捗度管理が
もっとも有効だ。
だいぶ案件が見える化していきた。
しかし、まだ情報が羅列されている
レベルである。
そこで、新規開発の
成果と現状をよく整理整頓した
資料がほしい。
これは難易度が高いので
わたしが引き受けた。
どこか、休みの日にでも
内職して作ろう。
さて、いよいよ
私にとっては関心のある
設備の稼働状況の一覧だ。
くわしい資料が出てきた。
見た瞬間に問題ある箇所が
散見される。
それにしても
資料が多くの枚数をついやす。
まずは、資料のコンパクト化、
体系化が不可欠だ。
勉強のためにメンバーに
資料改善を要求する。
とはいっても、
かなりの知見が必要なため
わたしもかかわるつもりだ。
拠点ごとの目標管理の
取り組み状況も要確認だ。
各拠点、同じテーマで
取り組ませているが、
拠点によって自己評価がちがう。
全体を概観し、個別に評価して
指導のポイントを相談した。
さらに、経営陣の
目標管理の実行状況確認だ。
トピックスは
幹部人材の採用だ。
初期の対応の注意点をお話しして
せっかくの人材が
定着するようにねがう。
さらに、お願いしていた
最近数年の退職者の
退職理由のヒアリング結果
の報告があった。
案の定
1年以内の退職が多い。
理由は職場での
上司のフォロー不足だ。
そこで、入社後
1ヶ月の指導マニュアルの作成を
提案した。
来月見せてくれるという。
楽しみである。
なかでも、情報システムのところは
もの申した。
事情はわかったが、
多少、心もとないところもある。
ITコーディネーターから
意見を聴くことをお勧めした。
これらの報告に対する
わたしのアドバイスは
過去、多くの会社で
目にし、体験してきた
成功と失敗の事例による。
トップや参加者から
着実に経営が見える化
してきたとの感想があった。
わたしもそう思う、
さらに、少しずつ、資料の
解像度をあげ、
問題を見える化していこう。
今期の、利益目標は
○.○億である。
絶対にやるで!
と皆さんに確認した。
経営コンサルティングと会計事務所の融合
組織デザイン研究所&御堂筋税理士法人
税理士コンサルタント 小笠原 でした。