御堂筋税理士法人創業者ブログ

以前に紹介したと思うが、
『ギリシア哲学者列伝』
(岩波文庫・3巻)をなんとか読み終えた。

最後の方など、ぶっ飛ばしながら読んだ。
なぜなら、宇宙とか、論理とか
書いていることがよくわからんからだ。

読んだ理由は、
お気に入りのもっと読みたい哲学者を探し出すことと
これからギリシア・ローマの英雄伝
たとえば、プルタルコスの英雄比較列伝などを
読んでいこうと思っているわけだが
その際のバックグラウンドになると思ったからだ。

それはさておき
しかし貴重な資料だと思う。
今は散逸してしまった思想家の考え方が
たくさん紹介されているからだ。
なんかエピソードの羅列で
どこまで格調が高いかは?だし、
ごひいきの哲学者については
やたらページが多い。

ただ、当時から、
イオニア派、アカデメイア派、リュケイオン派、
ピュタゴラス派、キュニコス派、エピクロス派などと
きちんと系譜が分類されていたのがわかる。

しかし、今から2600~2200年前である。
日本なら、縄文から弥生時代?
彼らは、自然現象、天文、神々、生死、人生について
深くふかく考えていたのだ。

目と木と石くらいしか思考ツール、測定ツールがないなかで
世界は、原子からなっているなどという
すばらしい仮説を立てていた。

読んでいて感動する。
そして、その仮説が脈々と引き継がれ、展開され、
今日の科学となっているわけである。

*****************

さて、お休み無用で、
次に広げてはじめている書籍は
『春秋・左氏伝』である。

春秋もブログで多少紹介したと思うが、
孔子の母国、魯の国の年代記である。
孔子が執筆したとも言われている。

当時を、春秋時代という。
今から2800年前から2400年前くらいの話である
一応盟主は、周の国である。
だが諸侯がたくさんいて
時代により、合従連衡、覇権が移る。
日本の戦国時代に近い状況だ。

しかしこの『春秋』
中身が、めちゃそっけない。
冒頭を挙げると

「元年、春、王の正月。
三月、公、邾の儀父と蔑に盟う。
夏五月、鄭伯、段に鄢に告つ。・・・」

てな調子である。
それならおもろいこともなんともないわけであるが・・・

この一言ひとことの選び方に
著者・孔子のそのことに対する
捉え方、批判精神が満載だというのである。

以後、『春秋の筆法』ということばができたという。
『文芸春秋』など、○○春秋という雑誌は、
すべてそういう意味合いだ。

なので、そこのところがわかると
めちゃ興味深いのだそうだ。
なぜなら、ときの政治、為政者の動き、運命などの
ストーリーが満載だからだ。
そこには、たくさんすぎる教訓が含まれている。

古来、それを解き明かし、解説しようとする研究がたくさんあった。
それで、春秋には主に3つの解説本ができた。
『公羊伝』『穀梁伝』『左氏伝』である。

その中で、左氏伝は、
背景の事実の解き明かしに重きがおかれているらしい。
それゆえ、当時の背景、歴史の動きがよくわかる。
まあ三国志みたいなものである。

だから、それなりに
整理して解説してもらうと、
めっぽう面白いし、ためになる。
故事来歴、ことわざの源泉もたくさんあるから勉強になる。

私は、春秋の解説の左氏伝の、さらに解説書
中国の思想ⅩⅠ 左伝』を読んでいる。
これは春秋五覇といわれた
英雄の時代の流れに焦点をあてて
ストーリーチックに編集してあるので読みやすいのだ。

一応、岩波文庫の『春秋左氏伝』も買ってあるが
なにしろこれは3巻で、原書そのままの年代記だから
魯の国と、そこに絡んできた諸国の行為の羅列である。
素人には解説がないと読みにくい。

というわけで、
けっこうおもろい。

この冬読もうと思っている、
論語や孟子、史記などには
その先史としてのエピソードが
春秋からたくさん引用されるので
まずは、春秋からスタートしている
というわけである。

いつまでかかるかわからんが
鈍行列車の旅てな感じで
読み進めている。

コンサルティングに強い御堂筋税理士法人&経営エンジン研究所
大阪 税理士 小笠原 でした。

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