御堂筋税理士法人創業者ブログ

わたしの近ごろの楽しみのひとつは
オペラや歌舞伎を見ることだ。

オペラの題材として多いのは
ギリシャ時代の神話や悲劇である。
それでギリシャ神話や悲劇を読みだした。

ホメーロスの『イリアス』『オデュッセウス』や
アイスキュロスの『オイディプス』、『オレスティア3部作』
などである。

どれもこれも
どこかで聞いたことのある名前の人物が登場する物語だ。

またそれらを読んでいると
合唱隊、音楽の効果など
オペラがルネサンス時代
ギリシャ文芸の復興として創作されたことがよくわかる。

そして、それらについて論じた本が
アリストテレスの『詩学』である。
詩学は、当時の悲劇論の集大成であるとともに
その後の芸術論の出発点でもある。

アリストテレスは劇(詩)とは事実の再現であり
その中でも悲劇を特上のものだと断じる。
それは、人々にあわれみとおそれを感じさせ
魂の浄化(カタルシス)をもたらすからだと語る。

なるほどねぇ!
そういえば歌舞伎も
ひと言でいえば、「悲しい恋の物語」である。

それなりの人、私たちの身近に感じるふつうの人たちが、
あやまちや偶然などから悲惨な状況に陥っていく
そこに私たちは、自分の体験を想ったり、
わが身に置き換えたりしながら
あわれ、おそれを感じ
感情をゆすぶられ、人生の機微や宿命を感じ
やがて魂の救済ややすらぎを見出していく。

そのことを通じて
感情がよみがえり、豊かになり、
人にやさしくなり、自分の生き方を豊かなものに
していくようになる。

そこに、オペラや劇を見る
わたしなりの意味があると思い至った。

いかがだろうか?

コンサルティングに強い税理士法人小笠原事務所 大阪 小笠原
でした。

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