御堂筋税理士法人創業者ブログ

あるお会社に呼ばれて
幹部育成の問題意識を聴きに参りました。

私の話をセミナーでお聞きいただいた
経営者の方からお誘いがあったからである。

いろいろな問題意識からのニーズをお持ちであったが
まずは数字の意識と感覚について
手を打ってみましょうということになった。

そこで、持ち帰っていろいろ考えてみた。

ソロバンが立つとはどういうことか?
それはどうして身につけさせるか。
これがテーマである。

考えたストーリーは次のようなものである。

1.もうけについての正しい見方・考え方を身につける。

 (1)基本は管理会計だ
  それは 利益=売上高(単価×数量)×限界利益率-固定費 である。
  まず、これをしっかり覚えてもらうことがスタートだ。

 (2)もうけの正しい見方とその使い方
  分析と意思決定の視点を得るためだ。

  a.製品の利益分析ができるようになる
   一個売ったら、限界利益がいくらあるかをわかるということである。
   いくらということを考えるには、率と額がある。
   当然、額が大事である。
   次に、それを売る、作るために手間がいくら掛かるかである。
   これは、固定費の費消の問題である。
   その結果、それが全体に対してどれくらい貢献するかがわかるようになる。
   これが生産性分析である。
   生産性は、常に時間との関係、つまりスピードで測ることになる。

  b.部門の利益分析ができるようになる。
   次に、部門のもうけを考えるのである。
   それは、一定の固定費の中での、最大利益の追求という問題である。
   だから、最適な組み合わせ、効率の追求がテーマとなる。

  c.増分の利益分析ができるようになる。
   ある一つのものを追加で作る、売るとなんぼ儲かるかの検討だ。
   それは、固定費が増えない、操業度内での場合と
   固定費を増やさなければならない、操業度外の場合の決定の問題だ。
   たとえば残業をしなければならないといったケースだ。

  d.投資の意思決定ができるようになる。
   操業度といっても、設備投資をしなければならないケースもある。
   その場合、投資が何年で資金回収できるかの検討がが必要だ。
   それはキャッシュフローを考えなければならない。

  e.やめる意思決定ができるようになる
   やめたら儲けはどうなるか?
   過去のことは関係なしに、未来の試算をすればよいのである。

2.経営の数字についての正しい見方を身につける。

 (1)基本は決算書の見方だ
   それは儲けて、お金が残っているかだが。
   一方、それは静止画像なので、
   動画で見ると、儲けとお金の残り方の推移を見て
   わが社の、特徴と課題を発見することだろう。

 (2)経営の基本のものさしを知る
   基本のものさしとは
   儲け⇒原因は、一人当たりの粗利益
       結果は、売上高経常利益率
   お金の残り方⇒自己資本比率
   お金の効率⇒総資本回転率
   でみる。
   

 (3)監視に必要なものさしの作り方・見方だ
   経営のチェックをするためには、
   経営がどうなっているかの情報が必要だ。
   それは次のような情報だ。
   a.変化を見せる。
   売上やその他徴候を見ることが大事である。
   それには、変化を見ることだ。
   b.細分化して見せる。
   細かく分けて、どの部分が問題かを見ることはわかりやすい。
   c.活動状況を見せる。
   仕事の活動と成果の関係を示すフレームワーク
   管理できるのは、自分たちの活動だからである。

いかがであろうか?ちょっとむずかしく書いてしまったが・・・

これらを通じて
計算高いビジネスマンになってほしいものだ。

コンサルティングに強い経営エンジン研究所/税理士法人小笠原事務所
大阪 小笠原 でした。
  

  


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