御堂筋税理士法人創業者ブログ

大阪の税理士 小笠原 です。

今日は東京・汐留で2代目さんの勉強会、
勉強会も、11回目、次回で卒業です。
経営計画の作成の最後の追い込みで
今日は利益計画と資金計画を立てます。

朝7時前の新幹線に乗ろうと自宅を出ました。
新幹線の移動の時間は私にとって、うれしい時間
考えをまとめたり、読書をしたり・・・自由に使えます。

今日わっと、ええーっと・・・そう、読みかけの
みすず書房刊、故バートランド・ラッセル卿の
『西洋哲学史』第2巻!、を読んでしまおうと思いました。
ついでに、怒涛の寄り身で、突き進もうと
第3巻もバッグに詰め込んで、意気揚揚、家を出ました。

バートランド・ラッセルといえば、確か僕が高校生になったころ
亡くなったという記事が新聞に出たのを覚えています。
イギリスの哲学者であり、一級の知識人だったのではないでしょうか?

この本は3巻構成で
第1巻が古代ギリシャ時代の哲学
第2巻が中世キリスト教時代の哲学
そして
第3巻は近代の哲学となっています。

何かの本で、ラッセルが哲学史を書いているのを知り、
たまたま
正月明けに旭屋で偶然に棚に並んでいるのを見つけ
衝動買いしてしまいました。
これが運のつき、
哲学なんて食べたり触ったりしたことのない
われわれにはむずかしい・・・
なかなかページが進まない、よんでもさっぱり頭に入らない・・・

ちなみにこの本、戦争中の出版だと思うのですが、
ふれこみは、お手軽オモシロ哲学史、通勤のバスや地下鉄の中で
読めるということだったらしいのですが
いったいどんなヤツが読むのだ!?
イギリス人はすごいなぁ。
それにしても、この程度の本でも七転八倒するくらいだから
自分はほんと無教養なのだと思う

なじみのうすいキリスト教の教義・論争の話がやっと終わったのが
丹那トンネルを抜けて熱海のあたり・・・やったぁ!
やっとルネッサンス、暗黒の中世を抜けて、一筋の光明が
見えてきました。一気にルネッサンスを駆け抜けて
ついに2巻が終わりました。チョーうれしいーっ!

帰りは、新橋あたりでみんなと飲み会に出たかったのですが
大阪から名古屋にかけてとの情報
新幹線の中で朝を迎えて、
眠い顔をNHKのニューズカメラに撮られたくないので
後ろ髪を曳かれながら、列車に飛び乗りました
途中、居眠りもしながらの、それでも第3巻に入って
だいぶ、話の筋が分かる内容になったのか
読むスピードも加速してきました。よかった。
でもまた難しい話になれば、スロー運転になるのだろうな
この電車みたいになんて、
列車の窓を見たら、少し暗い表情のおっさんが
私を見つめていました。
頭をしゃっふって、「いかんいかん、弱気なことでは」
と気を取り直すのでした。

大阪へは24分遅れの到着。
雪道に足を取られそうになりながら、ほうほうの体で
家にたどりつきました。sigh

税理士小笠原/河原事務所 小笠原 でした。


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