御堂筋税理士法人創業者ブログ

 みなさん、こんにちは。今日は休日、ゴールデンウィーク明けにお客様の経営幹部の研修があるので、資料を作っていました。

 資料を収納しているフォルダーを見ていたら、なんだか雑然としていたので、思い切って整理をしました。

 1時間ほど、タイトルを整理整頓して、番号をつけてみたら、がぜん頭が整理できてすっきりとし出しました。

 さて、私の仕事は、依頼してこられた方の会社の課題を解決するお手伝いです。その方法手順は、長年の間にしだいに固まっていき、今では、経営の数字による見える化→異常点の発見と改善→高業績化→戦略計画による仮説と検証→さらなる長期的成長→幹部人材の成長、といった流れになっています。

 これを会社の幹部の方々といっしょに取り組んでいくわけですが、そのためには、マネジメントスキルが必要です。それを訓練するのも私の仕事になります。それで私もあれこれと勉強して、はじめは見よう見まねで皆さんに手ほどきをしました。もう長年そういうことに取り組んでいるので、多少確信めいた考えにいたっています。(それがよいかどうかは常に疑わなければなりませんが)

 今回、私がお教えするマネジメントスキルの種類を勘定すると16のスキルがありました。それを、課題解決の順序にしたがって、必要性から習得の順番をつけてみました。以下はその順序です。

1 マネジメントの全体像
 計画、組織化、指揮、統制、人材育成という概論ですね。

2 戦略計画
 理念→目標→戦略計画→実行計画→実行管理の流れですね。
 「計画とは、明日の行動計画ではなく、今日の行動計画をいう」
 「計画は、行動に移されなければ夢にすぎない」

3 目標管理
 組織への貢献から仕事を定義し、共同で目標を設定する。
 そして目標をセルフマネジメントする。
 そのツールが『目標管理シート』です。

4 時間管理
 そのためには、重要なことに時間を割くツールが要ります。
 それが時間管理です。
 日本のビジネスパーソンのほとんどがしていないのが残念

5 部下育成
 そして、重要中の重要な仕事、部下育成に取り組みます。
 その哲学と、OJTの技法です。

6 コーチング
 部下育成においてはOne on Oneが不可欠です。
 部下をサポートするコミュニケーション技法を学びます。

7 リーダーシップ
 成長は自己啓発による、部下は上司の姿勢をまねる。
 リーダーシップとは手本を見せること(安岡正篤先生)
 手本とは、あり方・生き方の手本であり、そのために
 私たちは修養する。

8 会議のしかた
 会議を通じて、経営を検証します。
 効果的な会議の要素は、進め方・資料・スキルの3Sです。
 それらの中身を学びます。

9 ファシリテーション
 ファシリテーションとは、会議の進め方です。
 会議のメンバー全員が、効果的会議の進め方を学びます。

10 数字の見方
 質の良い会議に最も重要な要素は、資料の解像度です。
 そしてそれを見る、メンバーの数字力です。
 決算分析、管理会計方式、利益方程式、PQ思考、生産性、
 短期意思決定、投資判断の極意を学びます。

11 数字の分析
 数字をみて、さらに分析する技法です。
 基本となるABC分析とその活用法
 時間当り限界利益分析とそこからの改善法を中心に
 さらに上のストーリー性のある分析法を身につけます。

12 問題解決
 問題の定義→問題の分析→代替案の案出→最適案→検証
 これらのステップの進め方と大事な点を学びます。
 ドラッカーの意思決定、ケプナートリゴーの問題解決、
 ビジネスコーチングでのGROWモデルもすべてOKになる。

13 インバスケット法
 限られた時間で、次々と降ってわいてくる課題を片付ける
 やってもるとなかなか面白く勉強になるワークです。

14 リタラシー
 いわゆる読み書きですね。識字率は近代国家の礎。
 会社も同じです。
 またすじ道立った考え方ができる、論理思考も含めます。

15 アイデア力
 アイデア創出も、必要なスキルの一つ
 ワークを交えながら、アイデア創出法を身につけます。

16 ミーティング・ファシリテーション
 少人数の問題解決会議に必要なファシリテーション技法

以上です。えらくたくさんありました。これだけの数になると、順番にならべて体系化しないと、意義がわからなくなりますね。これでなんとか全体が関係づけられました。

 もちろん、これは大分類でして、さらに第二層目の深掘りがいくつかあります。

 まずは、リーダーシップです。リーダーシップ訓練の真髄は、人柄の修養ですが、これには読書のフェーズと慎独(言葉を慎むと行動を慎む)のフェーズがあります。

 読書の訓練は、まず『修身教授録』から始めます。これは6回、半年のコースになります。そのあとのアドバンスは、二宮尊徳翁、吉田松陰先生、そして孝経・大学・中庸の勉強に続きます。その後は課題図書による月1度の共有会です。

 慎独は、ジュニアの場合には、基準行動の訓練があります。これは信頼される人格を身につけるためです。あいさつ、早起き、計画と約束・連絡、報連相と後始末、整理整頓、身だしなみ、立ち居振る舞いです。毎月目標を立て行動実践して習慣化します。幹部の場合には、言動の目標を設定し、フランクリン式矯正法で取り組みます。

 その他、いろいろとあります。例えば、戦略計画の策定、会議の創設などなど、まあ切りがないのでこれくらいにしておきましょう。

会計事務所と経営コンサルティングの融合

御堂筋税理士法人&組織デザイン研究所

小笠原でした。

 

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