ラララ会
2008.06.18
ブログ
大阪の税理士 小笠原 です。
福岡で3ヶ月に一度の後継者勉強会 ラララ会を開催しました。
メンバーは北九州、対馬、福津、玉名の建材店、住宅会社など4社6名、
それにメンター役の松下電工の顧問、福田さん、
事務局の松下電工の萬田さん
それに私の合計9人です。
今回は経営への取り組み状況をまとめてもらい
各自発表し、それに対して参加者からコメントをもらうという内容でした。
住宅業界の経営者、後継者の集まりです。
きびしい経営環境、おかれた後継者の立場を映し出した発表が続きました。
主力の得意先の経営状況がきびしく、債権回収の瀬戸際にある会社
業況の収縮に対して、給与のカットを断行した会社
現経営者や目上の親族幹部との確執に心砕かなければならない立場
新分野へ進出して立ち上げに苦労している会社
それぞれがさまざまな、しかしある意味では共通の悩みをもっていて
聴く側としても決して他人事ではない話しです。
1年間いっしょに勉強してきて、そしてまた1年間経営の課題を共有してきた
仲間としての連帯感があります。
それぞれ腹を割って悩みを話し合える関係になっています。
今回で1年間のフォローが終わりますが
もう1年こうしたフォローアップの集まりをもっていこうということになりました。
メンバー各自がそれぞれこの会の意味合い、位置付けを自分なりに
感じておられるようです。
3ヶ月に一度ですが、この場で自分のしてきたことの再確認をして
これからの取組みの方向性を決めていこうとする人
経営の取組み、社内の人間関係などへのヒントをもらい
新たなエネルギーをもちかえる人
それぞれが、経営の考え方を学んだこの会とメンバーに
限りないロイヤルティを感じていただいているようです。
私は、新たなフォローアップをしていくに当たっては
やはり、経営の計画を見直し、取組みを明確にしてもらい
そのことをきっちりと追いかけて、計画の実行と実現をめざす
場にしていきたいと思っています。
また、決意を新たにした集まりでした。
お一人ずつ約1時間をかけてフィードバックをしていきましたので
4社のレビューが終わると、すっかり夕方になりました。
おもむろにいつものとなりの餃子の李さんの指定席での
飲み会に場所を変えました。
なかには、昨日から博多でしごとをしていたメンバーもいて
二日連続で語り合っている人もいるようです。
メンバー同士が、連絡を取り合って仕事の相談や経営のアドバイスも
しあっているようです。いいことですね。
やはり、この勉強会はメンバーの方々が経営者としての心構えの
原点となった場所、その思いをつよく感じた飲み会でした。
これからは、皆さんに経営者となっていただくようにサポートをし
経営のチェックをしっかりして、よい経営を実行してもらいたいと
ねがっています。
税理士小笠原/河原事務所 小笠原 でした。