今年初めての渓流釣りは大漁でした。
2013.04.27
ブログ
昨日、今シーズン、初めての渓流釣りに出かけた。
仕事ばかりしていては、ちょっと変だと思ったからだ。
大阪市内に引っ越して以降
私の釣りのホームグラウンドは
鳥取県の智頭というところにある千代川という川である。
私の家の裏にある高速の入り口から乗ると
阪神高速、中国道、鳥取道を経て
2時間弱で釣り場の入口に着く。
なんとも便利なことである。
今回判ったのだが、
鳥取道も全面開通し、
釣り場までほぼ高速で一本である。
いよいよ楽ちんである。
ということで
6時半に家を出ても、朝8時半には竿を出せた。
昨今は釣りもブームを去ったのか、
釣り人も見当たらずのんびりと釣らせてもらった。
昨日はけっこう大漁で、
24センチの大物を筆頭に、20センチ物が4匹ほか
10匹を超える魚をびくに入れた。
その後はキャッチ&リリースである。
年を取って、釣り方も強引さがなくなって
上手になったのかなと勘違いするが、
実のところは、まだ水温も低く
魚の活性度(餌を追う行動量やこすっからさ)も低く、
あたりものんびりとして竿を合わせやすいのだ。
10匹もあれば、今日の食事は
ゴージャスにできる。
一応、私は仏教の殺生のあり方に沿って
魚を持って帰ることにしている。
つまり自分の食べる分だけを納めるである。
日本海側にそそぐ川だから
本来種のヤマメも混じり
ヤマメ・アマゴの姿を見るのも目にめでたい。
釣った魚は、すぐにその場で
腹を裂いて、肝と卵巣を残して
ていねいにビニール袋にいれて
リュックのクーラーボックスに入れる。
氷でぎんぎんに冷やしているから
保存状態良く家に持って帰ることができる。
新地のすし屋の契約漁師といった入念さである。
さて、さように順調に釣れたので
エサもなくなり、ちょうどお昼ごろ納竿である。
ところが事故渋滞などで家に帰ったら夕方になってしまった。
急いで買い物をして、やおら夕食の準備である。
メニューは、大きいものはお造りのカルパッチョに
中型はバター焼きに、小さいのはマリネにすることにした。
これで、前菜、プリモ、セコンドのフルコースが用意できる。
アマゴは魚の中でもとても身がやわらかく
包丁さばきには技量とコツが要る。
私も一応すし屋の子せがれで、下手な包丁さばきだが
当節は、けっこううまくさばきができるようになった。
コツは、ルイベ(しゃけの冷凍した造り)のように
半冷凍させて、手早くさばくことである。
大物は、鮭のようにピンクの身になりきれいな色をしている。
アマゴのカルパッチョ風お造り、アマゴのマリネ、アマゴのバター焼き
食卓に今日のディナーがそろったところで
ワインは、プロヴァンスの
AOCバンドール(地域銘醸ワイン)のロゼを選んだ。
相性はぴったり、甘くさっぱりした身にロゼが寄り添う。
淡いサーモンピンクの色合いがアマゴの身と合う。
やはり同じ色合いの取り合わせはいいなあ。
(中央左がマリネ、右がカルパッチョ、
それにきゃらぶきとこしあぶらの山菜が色を添える。
阪神まで出かけて急いで買った春野菜のサラダとポールのパン、
さらに水ナスまで登場)
というわけで、今日の材料費はゼロ円やねえ
などと、節約家の家内はご満悦のようである。
(実際は高速代とガソリン代がたっぷりかかっているが…トホホ)
P.S
途中道の駅に寄ったら、ヤマブキがあったので
こしあぶら(山菜)といっしょに買って帰った。
いよいよ山菜の季節である。
コンサルティングに強い御堂筋税理士法人&経営エンジン研究所
大阪 税理士 小笠原 でした。