御堂筋税理士法人創業者ブログ

わたしはある会のお世話係をさせていただいている。
『ゴールデン・アロー会』という
わたしが出た大学の有志の方々による食事会・よもやま話会である。

大変可愛がっていただいている大先輩
日本ベンチャーキャピタルの文箭(ぶんや)安雄会長(元コスモ証券社長)さんが
若い人の話を聴きたいからとおっしゃって始めたものだ。

文箭会長にお会いしたのは
5、6年前、大学の同窓会の会報の取材記事でお伺いした折である。
実はそのときわたしは大失態をしでかした。
お約束を失念して、同行予定者から電話をもらい
ほうほうの体で駆けつけたのである。
財界の重鎮でいらっしゃる会長からは、しっかりとお灸をすえられた。
当然のことである。

辞去して、わたしはすぐにお詫びのお手紙をしたためた。
そして、作成した原稿の推敲のお願いなどを通じて
幾度かやり取りをさせていただいているうちに、
なぜか親しくお話をお伺いさせていただけるようになった。

たまには、ランチにお誘いいただいて、
さまざまな体験談をお聴きする。
いわば、日経新聞のわたしの履歴書をご本人からお伺いしているようなものである。
それに抱腹絶倒、話がめちゃめちゃに面白い方なのだ。

実は、早く逝ったわたしの父の名は安生といい、
偶然とはいえなにがしかのご縁も感じるのである。

さて、この大先輩、ご年齢は早や82歳となられるが
軽妙洒脱、身も心も軽く、頭脳超明晰、すごいエンターティナーでいらっしゃる。
そして、いわば最高の突貫営業マン
お若いころのエピソードは多様多彩、
歴史に残る名だたる財界人への営業、交流の話には事欠かない。
その話が、面白すぎて、それで聴く者は皆、魅了されるのだ。
どれほど、財界の皆さんから親しまれ、慕われているかは
同社の出資者、役員の顔ぶれを拝見すればすぐにわかる。

だから、この会のメンバーも、
必然的に在阪大手企業の経営者、役員が中心である。
あと、大学教授や弁護士さんなど・・・ひとかどの方々ばかりなのである。
その中に、ちまたで活動しているわたしがなぜかメンバーなのである。(*´ェ`*)
これは文箭先輩の親心というものだろう。
大変ありがたいし、光栄でもある。
そうでもなければ、親しくお話することのない方々である。
当然、よもやま話も、大変密度の濃い、価値のあるお話である。

必然的に、わたしの役割は、会場の設定やご案内、出欠の確認などになる。
狭い世界に生きているわたしに唯一できる皆さまへの貢献であろう。
与えられている役割にはとても感謝している。

・・・とはいうものの、やはり期日が近づくと緊張するのも本音だ。
お会いして、お話するとざっくばらん、楽しいのだが
生来の社交を避けたいくせが少し顔をのぞかせる。

食事会では、よもやま話が一段落した頃合いを逃さず
皆さんの近況報告をしてもらっている。
今回は、お誕生日順にしていただいた。
これは、わたしが学んでいる本山流ファシリテーションの技法のひとつだ。

文箭先輩などは、この近況報告のしかたを最初にわたしが提示した折は
かすかに「?へえどんなことするのや」という反応も示されたが
最近は「なかなかおもろいな」と思ってくださっているとわたしは思っている。

身に付けたファシリテーションのやり方は、こんな会でもけっこう生きるものだ。
多少、重みのある皆さんの反応ではあるが。
でも、軽妙洒脱、場所柄、時節柄をおさえ、
参加メンバーの方々に心配りをした皆さまのスピーチは
ていねいに骨切りをした、上質の鱧ちりのようで、味わい深くしかも骨があたらない。
さすが、責任あるお立場の方々である。

ところで、この会の目的はなにか?
わたしの頭の構造は、何につけ意味を探求するタイプなので
ずっとこのことがこころに引っかかっていた。
なにか、意義のある活動をしなければならないのではないかと。

だが、今回こう思った。
そんな、むずかしいことを考えるのはやめようと。
超ご多忙な方々だが、今回もほぼ皆出席
皆さん、文箭会長のお話を中心とした、この会に出ようという意思をお持ちなのだ。

だから、お世話係の独断で
今後、この会はわたしが推薦するグルメを味わう
という二つ目のお楽しみを盛り込んだ会としようと密かに考えた。
『文箭先輩のお話をお聴きし、おいしいお食事に舌鼓を打って、楽しく語り合う』
これがテーマだ。

会の終わり、恒例の次回の日程すり合わせで
わたしはこうお話して、次回はミシュラン三つ星に輝く
吹田の『柏屋』さんで!とこうご提案したところ
けっこう、皆さんからは好意的な反応をいただいた。
「柏屋かあ、僕の何回か行きましたよ」などなど

さっそく、翌日、柏屋にお電話して場所を確保して
早くも次回のご案内を作成して、郵送の依頼をしたところだ。

ところで、今回新たな気づきもあった。
お世話係の楽しさ!
これは事務局長や専務理事といった役割にも通じるわけだが
皆さんの快活な笑顔を拝見すると、よかったなと思うのである。
この会が、皆さんにとって価値があり、長く続けばよいと願っている。

コンサルティングに強い経営エンジン研究所/税理士法人小笠原事務所
大阪 小笠原 でした。


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