小テストの有効性
2018.10.04
ブログ
なにげに、『Learn better』
という本を斜め読みしていたら
小テストの有効性という言葉が
とびこんできた。
そういえば、長く忘れていたことだった。
ピン!ときて
さっそく先月末に
若手スタッフの教育で使った
パワポのテキストを呼び出した。
タイトルは
プロフェッショナルスタッフ向け
会計知識講座
➀簿記・経理の基本と月次監査
であった。
20枚ほどのスライドで
会計知識の基となる
われわれの業務のベースとなる
会計の考え方をまとめたものである。
それらをざーっと見て
さっそく次の小テストを巻末につけた。
①会計事務所のスタッフの価値を
3つ述べよ。
②経理の役割を3つ述べよ。
③損益計算のルールのポイントを3つ述べよ。
④目的から考えた会計業務の
2つのコンセプトのちがいを述べよ。
⑤経営的視点からの
勘定科目設定のポイントを述べよ。
⑥月次決算の正確化のポイントを述べよ。
⑦月次決算の早期化のポイントを述べよ。
⑧経理システムの改善のポイントを述べよ。
⑨健全な決算と正しい節税の視点を述べよ。
⑩月次監査の目的と内容を説明せよ。
文章がいかにも
高校時代を思い出して
テンションが下がるが
これもわざとだ。
さて、作ってみて
あらためて全体を見直すと
結構ヘビーではある。
しかし、これらは
私が長年の間に信念として
かたち作ってきた
お客様に寄り添い、
経営を健全にする
ために必要な考え方、
そして私たち職業会計人の
倫理に基づいたものである。
基本の基本、基礎の基礎なので
しっかりと体得してもらわなけれならない。
若手の諸君は、
斎戒沐浴し、
居住まいを正して
端坐、次回をお待ちいただきたい。
会計事務所と
経営コンサルティング融合
御堂筋税理士法人&
組織デザイン研究所
小笠原 でした。