御堂筋税理士法人創業者ブログ

皆さん、今日から4月ですね。
世間的には新年度、皆さんの中にも
今日から新たなスタートという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ところで、一昨日、E社の経営計画発表会に出てまいりました。
実はこのE社、私にとって最も古い、そして長い間
経営計画を通じて携わらせていただいている会社なのです。

しかしながら、E社の経営計画発表会は、
残念ながら私としては指導不足で
とても満足できる演出ではなかったのです。

ひとつには、場所の問題があります。
社員食堂で行なわれるのですが、
机やいすがそれ用のものなので
なかなかそれらしい雰囲気が出ないのです。
それにお仕事の流れで行ないますし、
製造業ですから、皆さんの服装もバラバラですし
そのほかあれこれとあります。

今回は、発表会の前に行なわれる
新入社員の入社式から出席させていただきました。

何よりも印象的だったのは
始まる前から、役員、幹部、若手リーダークラスの方々の間で
会話がはずんでいることです。
ここのところどんどんと
雰囲気がとても明るくなってきています。

今回の新入社員は4人
皆さん、スーツ姿がういういしい。
社長、役員の激励のことばや
新入社員代表の決意のことばなどがあり
きちっと運営しておられました。

やはり、こういうセレモニーを
おごそかにできるというところに
会社の品格の程度が顕われるものです。

さて、経営計画発表会
国家斉唱から始まりました。
こんな発表会初めてだなあ。
続いて、経営理念、品質方針など唱和して
いよいよ本題に入りました。

社長から全社の方針が発表されます。
これが短くてよかった。
そのあと、各部門の代表が
今期の取り組み課題を発表
一人5分間でタイムキープ
発表者の横のスクリーンには
そんなせいもあって
皆さんの発表も歯切れ良い。

さて、今回は、通常の計画発表とは別に
E社の未来に向けたグランドデザインの発表があります。
これはE社の次世代経営者を中心として
次代を担う幹部候補の方々が作られたビジョンです。

実はこのビジョン
会社を離れて考えるということで
弊社のミーティングルームを使って
活動をしてこられました。
いよいよその成果発表です。

聞かれていた社員の方々も
この発表になった瞬間に
皆さん、前のめりになられて聞こうとされ
その姿がとても印象的でした。

15分間で社長ジュニアが発表されたビジョンですが
なかなかの発表ぶりでよいアピールの場となったのではないでしょうか。
このジュニア、会社に戻られて数年
最近、自己変革を通じた進境が見えてきています。
とてもうれしく、たのもしく感じているところです。

それよりもプロジェクトチームを通じて
次代を担う方々が会社をめぐる環境について
大きな視点を共有できたことがよかったと
参加メンバーの方々が一様にいっておられました。

最後に私が講評を述べさせていただきました。
上記のように感じたことをフィードバックさせていただきました。
何よりも発表会のムードがよいこと、
それは、ふだん出させていただいている経営会議にも言えます。

なぜこういうふうによい雰囲気になってきたのでしょうか。
私は、経営者がとても変わってこられたからだと思います。
社長は私と同じ60歳、経営者として円熟期に入ってこられました。
円熟期、そうとげとげしさがなくなってきて、余裕が出てきて
皆さんの能力を自由に発揮してもらいながら、導く。そんな感じがします。

緻密な分析・慎重型の社長、
それを支える営業力抜群の常務、
社長の旧友でもある明るいキャラの総務担当役員
こぞって60歳代で円熟して来、
また関係性もスムーズに見えます。
そのことをフィードバックさせていただきました。

この会社いくつかの柱があり
そのどれもが成熟市場でリーダー的地位を占めています。
事業を巡る環境は、縮小傾向で、潜在的不確実性があります。
それはおおよそ日本のどんな市場でもそうではないでしょうか。
神でもなく確実な予測もできないならば
究極的には事業のポートフォリオを増やして
リスクの分散化を図る以外にありません。

小企業の経営に必要なものの3つのものさしで図ると
1.戦略・・・OK
2.トップのしごとの専念と役割分担・・・OK
3.管理情報体系・・・まだなすべきことがある。
それが私からのアドバイスです。
それは製品原価・経営の指標のもう一段の整備と活用です。
昨年一年、若手の管理者たちの経営課題、改善活動への
取り組みぶりは、経営会議での報告を見てもとても進歩しています。
そのせいで、生産性の向上も見られていると感じています。

でもまだまだ現場にはお金が落ちていそうです。
それらを定量把握、金銭的評価をしていくことが大事だと
思っているのでそのことをこの際お願いしました。

私の講評を終えて、
さて、実はサプライズがあります。
社長から、なんと期末賞与のプレゼント!
会場が一種独特な雰囲気に包まれました。
しかも今この場で現金支給!
なんと、粋なはからいでしょうか。

各職場代表の皆さんに社長から授与
そのあと、皆さんに手渡されました。
最高の幕切れでした。

そのあと、社長からは
私のスピーチぶりがとても腕が上がったと
おほめをいただきました。

そのあと、リーダー以上の皆さんで懇親会が
少し離れたところの料亭で行なわれました。
ここは、総務部長の仕切りで
楽しい飲み物、食べ物の比べ当て大会で
大いに盛り上がりながらワイワイ

わたしは心境著しい3人の次世代を担う人々の
近くに座っていろいろとお話を聴きました。

それによると、
今回の経営計画については
社長と何回も個人レビューを経たこと
それにより社長の考え方がよく理解できて
納得性の高い内容となったこと
プロジェクトを通じて
ジュニアとメンバーのコミュニケーションが進んだことなど
一連の流れ、現状の会社のムード、方向性については
かなり肯定的な発言が目立ちました。

また不肖私どものスタッフが
1年間させていただいた若手向けの
マネジメント訓練が
幹部と若手が同じ言葉を共有して
PDCAを回せるようになったことはとても
役に立ったとおほめの言葉をいただきました。
とてもうれしかったです。

それにしても、今日の半日
とてもすばらしい体験をさせていただきました。
他社のお手本ともしたいような良き演出だったと思いました。
皆さん、ほんとうにありがとうございました。
そして、明日からまた、手を携えあってがんばってまいりましょう。
私もさらなるユニークな貢献を果たしたいと希っております。

コンサルティングに強い御堂筋税理士法人&経営エンジン研究所
大阪 小笠原 でした。


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