数字につよくなる講座の構想をしています。
2009.05.12
ブログ
大阪のコンサルティング税理士 小笠原 です。
今、わたしの頭の中にあるもやもやしたアイデアの原型のひとつが
数字に強くなる経営ということです。
これをどうしたら、世の社長さん方に
そうだ!そのとおり!とご理解いただき、学んでいただけるか。
これってけっこう中小企業の経営、ひいては世の中のお役に立つ
だいじなことだと思うのです。
『数字に無理解な社長は必ず会社を潰す!』
肝に銘じていただきたいのです。
最近、いろいろな倒産危機の事例を体験して
なお一層、その感を強くしています。
そして、このことを納得していただいたら
①自分で勉強して数字に強くなる
②数字に強い人に補完してもらう
どちらかをしっかり採ってもらいたいのです。
さて、数字に強くなる講座の学ぶ手順ですが
①基になる知識を学ぶ
・・・決算書の見方と経営の判断のものさしづくり
・・・損益計算書は儲け方をあらわす。
・・・貸借対照表はお金の残り方をあらわす。
・・・キャッシュフロー計算書はお金のまわり方をあらわす。
②心がまえを身につける
・・・販売の承認・粗利管理・時間の管理・経費の支出承認をしっかりする。
・・・回収条件・在庫方針・支払条件を決め運転資金構造を決める
・・・投資の判断基準を持つ
・・・月内の資金繰りのパターン、最低資金量を決める。返済条件を決める。
③しくみづくり
・・・もうけを早くつかむ→販売締め、原価記入、月次決算
・・・もうけを正確につかむ→売上・仕入・在庫・経費を正確につかむ。
・・・資産の残高を正確につかみ、正しい仕訳をする。
・・・資金繰りの管理→1年~3ヶ月~月次の予測・実績把握・修正のしくみ
④具体的な運用
・・・「儲けのスピードメーター」→毎日の売上・粗利をつかむ
・・・「儲けのカーナビ」→月次の決算と予測
・・・「経営のコックピット」→予測・再分化・活動の情報をつかみ、
分析・反省・気づき・行動宣言をできるようにする。
⑤実際にチェックする。
・・・日々のチェック項目を決める
・・・月々のチェック項目を決める
・・・年次のチェック項目を決める
・・・随時のチェック項目をきめる
です。いかがでしょうか?
5月13日に三菱UFJさんでこうしたセミナーをさせていただきますが
より内容を深めるように努めたいですね。
コンサルティングに強い 税理士小笠原/河原事務所 大阪 小笠原 でした。