御堂筋税理士法人創業者ブログ

メリル・ストリープがアカデミー主演女優賞を取った
マーガレット・サッチャー~鉄の女の涙』を見てきました。

メリル・ストリープの演技はさすがですね。
きれいな英語、サッチャーの人物表現、老いと格闘する姿
ご主人役も、若き日の彼女を演じた女優もよかったですね。

でも作品は期待はずれ、ごめんね。
とにかく、盛り上がりに欠ける。
老いへの葛藤とから全体を見せるという視点がまちがいの元とちがう?
それで、焦点がぼやけてしまい、欲張りすぎで消化不良だ。

肝心の、彼女の人生と業績
 生い立ち、バックグラウンド、若き日、
  女性政治家のパイオニアの苦悩、首相としての厳しい日々の判断と理由など
一つひとつのエピソードが表面をなぞるだけで、深まらないのです。

だから、共感や感動が私の中に生まれてこないのです。
105分という長さでは、それらを表現しきるのは、ちとむずかしいかもね。

断片的には人をムーブさせる場面はもちろんありますよ。
たとえば、若き日のエピソードの数々
父親への敬慕、オクスフォード入学、ご主人との出会い、プロポーズ
ご主人と子供たちとの浜辺のたまさかの幸福な思い出
首相の任期晩年の孤独と苦悩など・・・

でもそれらが全体としての旋律に織り込まれ、統合されていかないんですよ。
残念だなあ。

作家の主張は、音楽としては
・ロジャーズとハマーシュタインのミュージカル 『王様と私』、
・ベッリー二のオペラ 『ノルマ』
(どっちも私は大好きなのだ)
としてシンボライズして使っているのはGOOD!

このふたつを、ご主人との人生、政治家としてささげた人生、
横糸と縦糸のテーマとして表していて・・・

辞任して官邸を去る日に、バックに流れる曲は、
ノルマの第一幕、『清き女神』 ぴったりというべきだろう。
(事実 ノルマは、フランスの神に仕える神子であった)

首相官邸に肖像画が飾られたのは
ロイド・ジョージとウィンストン・チャーチルに続いて
20世紀の首相としては歴代3人目の彼女
そうしたところをフィナーレとしてほしかったな。

サッチャーの時代は、私の30才台から40才代
レーガン、中曽根と小さな政府をめざした時代
マネタリストの経済政策、
ドラッカーの民営化を推進していった
私にとって思い出深い時代だった。
それだけに、期待が大きかった分、残念だった。
生意気ですみません。

※追記、題名がバツ、『The Iron Lady』なのだから涙はいらんやろ。

コンサルティングに強い税理士法人小笠原事務所 大阪 小笠原
でした。


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