御堂筋税理士法人創業者ブログ

大阪のコンサルティング税理士 小笠原です。

お客様の幹部を集めて経営計画と実行の研修を続けています。
みなさんすなおでとてもがんばっていただいています。

これまで経営計画を立て、ふりかえりのしかた、報告のしかた
論理的な新規開発の進め方を考え、実践をしてきてもらいました。

はじめに、新規開発の実践状況を確認しました。
毎週、自分とペアの若手の活動確認を
はじめていることをお聴きしました。
これはとてもよいふりかえりになるとの感想が出ました。
部下の活動にはしっかりチェックがかかりますが
自分の活動のチェックはかかりません。
どうしたらよいのでしょうか?
社長とコーチングをするのがよいのでしょうね。
あるいはみなさん同士で相互チェックするかです。

さて今日は、どうしたら計画したことに着手できるかを
いっしょに考え、時間をコントロールするしかたを学びました。

まず、最初の問いかけは、
「みなさんが計画したことを実行に移すときの障害はなにか?」です。

「内的な問題と、外的な問題がありますね。」「なるほど」
「内的な問題としては、
・気持ちの弱さで、後回しにしてしまう。
・簡単なことからしてしまう。・・・・いろいろ・・・」
「外的な問題としては、
・社外からの突発的な要請
・社内での突発的な要請・・・・いろいろ・・・」
「それ以外に、計画が甘かったということもあります・・・」

なるほど、今日はその中で内的な問題に対処する方法を考えましょう。

次の質問です。
「生産性とはなんですか?」
「・・・仕事を効率的・効果的に進めることですかね?」

「生産性とは、わたしたちの手数料÷時間 で計算します。」
「みなさん、粗利と考えるとかんちがいしますよ。
なぜなら、粗利=売上-仕入となるからです。
そうではなく、仕入+手数料=売価なのです。
粗利とはみなさんの手数料です。
これを1ヶ月いくら稼がなければならないか?
それを働く日にちで割ると、1日当たり稼がなければならない額が出る」

次に生産性を高める方法を考えてもらいました。
1 手数料を増やす方法
2 時間を効率的・効果的にする方法
3 しごとの切れ味、打率を高める方法
これは順番にみなさんに進行役をしてもらい
自分たちで考えてもらいました。

案外 3 が大事だという気づきもあったようです。

その中で今日は、1 の時間のことを考えてみます。

まず時間がしごとの成果に決定的に重要な要素であることを
考えてみました。
敬愛する、P・ドラッカー師のことば
「できる人は、しごとから考えをスタートさせない、
 時間の使い方から出発する。」です。

そして、成果をあげるためには
優先順位の高いしごとに時間を集中させて取り組むことがだいじだ
ということをお話ししました。

そこで、時間管理の実践方法ですが
1 しごとのたな卸しをする。
2 自分の1ヶ月の時間の実態調査をする。
3 自分の1ヶ月の時間の計画を立てる。
4 自分の時間を浸食してくる障害とその防止策を考え、実行する。
5 集中してものを考え、取り組む時間の確保策を考え、実行する。
です。

順番に、実習をまじえ、その進め方を
フォーマットをもとに考えていきました。

最後に、わたしの課題と取り組むことをまとめて
発表してもらいました。

そして、わたしからの宿題は
11月 1ヶ月の時間の現状調査をしてもらいうことです。
こうして今日の学びは終わりました。
時間管理は一級の重要な取組み事項です
みなさんもぜひ考えてみてくださいね。

コンサルティングに強い税理士小笠原/河原事務所 大阪 小笠原
でした。


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