御堂筋税理士法人創業者ブログ

 御堂筋税理士法人の小笠原です。当社は12月決算です。今メンバーの諸君が来年の経営計画を立てていまして、全員が来年の目標管理シートを作って提出しなければなりません。目標管理シートというのは、ドラッカーがマネジメントの哲学だと述べている『目標管理』の考え方を私が自分なりに具体化したものです。

 そこでは、私も例外ではなく、来年の目標を立てされられています。本当はもうそんなことからは解放されたい気持ちもあるのですが、そうすると限りなくだらしなくなりそうでこわいので目標を作り続けているのです。それとやはり自分で体験し続けないと他人のアドバイスもできないように思い、まあ進化し続ける他ないなとも思ってもいます。

 

 私も自分のキャリアの集大成の時期に差し掛かっています。もう経営のかじ取りは後輩の諸君にバトンタッチしたので肩の荷はほとんど降ろせました。ただ最後に残っている課題は、私の考え方をさらに社内に浸透させ特に新人をメンタリングすることと、個人技になっている経営コンサルティングのスキルを継承させこの事業を組織化することです。

 そこで来年の取り組み課題を下記のように設定しました。課題を大きく5つとしました。上記の二つに加え、ちょっとでも組織に貢献するために、コロナで沙汰止みになっているお客様の人材育成の集合研修の取り組みと、外部でのセミナー講師稼業の取り組み、そしてこれは私の趣味でもあり勉強でもある読書など修養の取り組みの5つです。

 私の設計した目標管理シートでは、次のようなステップで目標を具体化していってもらうようにしています。
①テーマ→②目的は何か→③ゴールは何か→④取組み項目→⑤目標達成の条件→⑥達成を確実にするテーマ管理の方法→⑦会社に対する支援要請事項→⑧実施項目(手段・手順の細かな内容)

 これ以後、取組みを毎月に展開しPDCAのサイクルをまわして行ってもらおうというものです。そういう中で自ら取組みを振り返り、モチベーションを高め、実行と実現を確実にして行ってもらうわけです。

 私の場合は、この流れに従い次のように考えました。
①テーマ ファウンダーとしての独自の組織貢献
②目 的 Mdsjグループの評判を高めるために人と自分を育て、顧客に貢献する。
③ゴール 1 人材の価値観が高まり、人が育っている
     2 自らが修証一如を実践できている
④取組み 1 人材を育てる
     2 経営コンサルティングのノウハウを深化させ人材を育てチームを支援する
     3 わが社の人材開発センターを再稼働させる
     4 外部セミナーを通じてノウハウを高め潜在顧客を引き寄せる
     5 読書と修養に励む
⑤目標達成の条件
     1 自らの活動を絞り込み、重要事項に集中する
     2 役員・メンバーの理解と支援をもらう
     3 管理部のサポートをいただく
⑥テーマ管理法
     目標管理シートによる確実なふり返りと実行管理
⑦会社への支援要請
     特に各種講座の集客について協力をお願いしたい。

 では、私の目標管理項目の詳細です。

1 人材を育てる
 1-1 新人のメンタリング(4回シリーズ)
 1-2 入社1年目の人へのSAでの講義
 1-3 新・価値観講座
 1-4 CKP会議・取締役会への出席とフィードバック

 趣旨;主に上記の4つの機会を通じて、小生の理念を伝え、相手の理解度を確かめ、確実にそれが相手の心に定着していく。

2 経営コンサルティングのノウハウを深化させ
  人材を育て、経営コンサルティングチームを支援する
 2-1 経営とコンサルティング技法の新たな思索
     及び新たな視点の指導法の開発と実施
 2-2 新たなノウハウ類の作成
 2-3 新メンバーの育成
 2-4 経営コンサルティングチームの支援
 2-5 CCC大学院での税理士コンサルティング指導

 趣旨;小生の経営コンサルティングの技法を伝授しコンサルタントを体系的組織的に育成できるようにし、弊社の経営コンサルティング事業を組織的な事業とする。

3 わが社の人材開発センターを再稼働させる
 3-1 メニューの作成と運営法の確立
 3-2 ドラッカー経営思想講座の開催
 3-3 MBS(御堂筋ビジネススクール)の開催(下期)
 3-4 ドラッカー流経営計画講座の開催
 3-5 新・価値観講座の開催
 3-6 コーチング・ファシリテーションセミナーの開催

 趣旨;暫く休止状態であった人材開発センターの研修プログラムをランニングさせ、弊社のお客様の幹部人材を育てる。

4 外部セミナーを通じてノウハウを高め
  潜在顧客を引き寄せる
 4-1 外部セミナーの開催
 4-1 外部セミナーの受注と新たなセミナーの開発
 4-3 TDBのドラッカー経営連載ほかマスコミへの発信
 4-4 新規問い合わせへの対応

 趣旨;年間30回(実際は40回位あるが)の外部セミナーを通じて、ひらがなと明快簡潔な説明でわかりやすいセミナーを行ない、受講者の満足と評判を挙げ、相談に結び付ける。

5 読書と修養に励む
 5-1 思想書の読書(神仏儒・哲学)
     特に大部の書;正法眼蔵、史記、春秋左氏伝
 5-2 芸術・諸道・文学書の読書
 5-3 科学・英語書の読書
 5-4 修証一如の実践

 趣旨;今まで無知であった日本の思想を中心に読書をすすめ、それを日々の行住坐臥で実践し、大智大悲をめざす。

 あらためて見てみると、ええ歳をして青臭いところもあって公開するのも恥ずかしいものがありますが、まあ自分なりには目標の設定としては適切なレベルだと思っていますし、作ってみるとがぜんやる気が出てきました。ここらあたりが目標設定のええところですねえ。

 私ももう40年以上もこういうかたちで目標のマネジメントをしてきましたが、このようなことを続けてきたから、私のような意気地なしでも少しは進歩してこれたかなと思います。皆さんももしまだであれば、ぜひ目標管理をしてみてください。

会計事務所と経営コンサルティングの融合

御堂筋税理士法人&組織デザイン研究所

ファウンダー 小笠原でした。

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