御堂筋税理士法人創業者ブログ

わが社のお客様には

製造業の方が多いので

われわれも生産管理についても

勉強しなければならない。

今やっとこさ、読み終えたのが

東大の藤本隆宏教授の

『生産マネジメント入門Ⅰ』である。

生産マネジメント入門〈1〉生産システム編 (マネジメント・テキスト)/藤本 隆宏
¥3,024
Amazon.co.jp

この人の本は以前にも一冊読んだことがある。

それは自動車業界において

なぜ日本が強いかみたいな本だった。

この本でも

大半の事例は自動車業界の話である。

しかも生産性や在庫や段取り時間など

数学の式がふんだんに使われて

説明されているので

われわれ数学に弱い者には

めまいがしそうなくらいである。

この本、競争力という観点から

生産管理のことが書かれている。

そして、物づくりのプロセスを

設計の思想を情報として

転写して顧客に届けるという

観点でとらえているのは

おもしろいといえばおもしろい。

とらえがたく

めまぐるしく移ろいゆく

顧客のニーズに対して

どのように

適確に、スピーディに

柔軟にものづくりをして

しかもたくさん儲けるかだ。

はなしのどまんなかは

①コストと生産性

②納期と工程管理

③品質と管理・改善

④フレキシビリティ(柔軟性)

の各論である。

まず原価の管理だが

やっぱり稲盛さんの

アメーバ経営がいいのかなあ。

今もあるお客様(もちろん製造業だが)の

経営管理情報の整備を

急ピッチでおこなっていて

損益計算のところが

しっくりこなかったのだが

藤本先生の話を読んでいると

そんな気がした。

これさっそく取り入れ決定!

次に生産性だが

これこそ最終的に

測らなければならないものさしだろう。

いったい工場は、人と機械が一体となって

粗利を稼ぐわけで

これをどうしたらひとつのものさしで

はかれるのだろうと思っていたら

全要素生産性で測るむね説明してある。

なるほど!と思うが

問題はこれを測る計算式を

作らなければならないことだ。

つまり、毎年の推移を

見なければならないのだが

物価水準なんかの計算でも

インフレがあったりするから

ややこしい調整をしてあるが

それとおんなじようなことを

しなければならないようなのだ。

けっこうマニアックだなあ。

まあマニアックなのはすきだが

お客様にとって役に立つ

ツールにできるかである。

どこかでさっそく試してみよう。

本のなかでよかったのは

生産の改善のところだ

いわゆるIEとか言われる部分だが

超めんどくさいことをのぞけば

おもろそうだなあ。

手順はだいたいわかった感がある。

キーワードは

・ECRS

(省略;Eliminate、まとめる;Combine、

変える;Rearrange、簡素化;Simplify)

・経済的動作

・5W1H

・なぜなぜを5回繰り返す(トヨタ式)

・ムリ・ムダ・ムラ

・7つのムダ(トヨタ式)

である。

事務作業や業務作業や営業活動も

ばっさりと合理化できたりして?

納期と生産計画や統制の

お話になると

けっきょくカンバン方式の

話しになる。

カンバン方式の説明は

わりとじょうずに

してくださっているのではないかなあ。

また在庫と発注方式の話もある。

これはまた算式満載で

かなりパス!

現実に相談をうけたら

考えよう。

そして品質管理である。

それはお客様が満足し

お客様に

もういっぺんほしいなあと

思わせるのがねらいだ。

そのために総合製品品質を

考えなければならないそうだ。

それは設計品質と適合品質にわかれ

さらに適合品質(製造品質)は

初期品質と経年品質にわかれる。

経年品質をみるものは

信頼性、整備性、耐久性だそうだ。

のうがきはともかく

われわれ中小ものづくり企業にとって

喫緊の課題は

不良品を減らすことである。

設計での作り込みや、検査体制や

予防措置や、教育や、設備保全や

ポカヨケや、作業マニュアル化や

なにやかにやあるが

とにかくQC活動である。

その進め方も、それなりに

全容をもうらしていただいていて

まあ、わかりました

いっぺんやってみまっさという

程度の目からうろこ度である。

最後はフレキシビリティだが

これこそ上の

原価・納期・品質が

第一次的要素とすれば

これはその次にくる

ひねりのきいた要素である。

多品種少量でもうける

短納期で差をつけるというわけ

しかしいろいろな

テクノロジーがあって

なるほどなあと思うが

でも工学的であたまもしびれてきた。

実はこの本Ⅱもあるという。

ええっ?!しかたがない読まないと。

というわけで

アマゾンをクリックする羽目になる。

なかなかええこと書いていると思うし

まとまっていて、

かつ多少ガクジュツ的だが

その分、じゃどうやってするねん?

という疑問には

自分で答える必要が出てくるわけである。

まあ、読まないより読んだ方が

今後のためにはいいだろう。

これは製造業の社長さんにも言える。

一冊ぐらい、まとまった

ものづくりのマネジメント本は

押さえときませんか?

やっと終わった感のある本である。

会計事務所の可能性を追求する

御堂筋税理士法人&組織デザイン研究所

大阪 税理士 小笠原 でした。


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