生産性を意識して過ごす実験
2018.05.15
ブログ
今日は、お休みである。
うれしぃー!
昨晩は
遠隔地での講演とパーティだったので
朝、少しぼーっとしつつ起床。
ようやく6時から読書開始
5月に入ってGWなどで
読書の量が少なくなっている。
多少、あせり (゚ー゚; あり。
今日は読みかけの本を
読了してしまう意志。
絶対に途中で
携帯など触らずに
ノンストップで行こう!
と決意する。
最近、
生産性のテキストを
まとめにかかっていて
生産性について
あれこれ思いをめぐらし
センシティブになっている。
例えば
ついついスマホなど見て
寄り道してしまうのが
生産性を損ねると
ものの本に書いてあったのが
心に残っている。
ささいな話に思えるが
個人の生産性には
意外に影響するだろうなと
納得できる話である。
それを意識してノンストップ
午前10時30分、読了!
170ページを 4時間半、
時速38ページ、まあまあである。
実験成功!
―――――――――――――
以下は余談である。
読了した本は
キケロ―選集12
『トゥスクルム荘対談集』
日本では写真の
この翻訳本しかない。
前から気になっていた
倫理哲学の本である。
中身は
➀死に対する態度のパラダイム転換
➁苦痛の克服
➂情動からの自由
これらにより徳=幸福を実現する
という感じ
とてもわかりやすく
特に➀➁は目からうろだ。
さっそくHPに推薦本で挙げておきたい。
キケロ―は
前一世紀、ローマ共和政期末期の
政治家・弁論家・思想家である。
ラテン語の美しさでは
カエサルと並び
お手本だといわれている。
カエサルの帝政の動きに断固反対し
アントニウスを指弾し
その刺客に倒れた。
この時代は
戦争と政争にあけくれた古代社会
死、苦痛、これらは市民には
身近な問題であった。
死や苦痛に対する
超克は現代のわれわれにも
求められるところだ。
なーるほど、そう考えるのか
と思わずうなってしまう。
キケロ―は
独創的な思想家ではないが
偉大な人物であったと
あとがきに書いてある。
なにより実務家であり思想家
であるところに惹かれる。
そして偉大な思想家のならいどおり
志に殉じた。
軽薄なアントニウスの命により
切り取られた彼の首と右手が
元老院の前にさらされたとき
彼のペンの力と屈しない言論は
不滅の伝説となった。
この本は、古来
多くの哲学者・賢人によって
読まれ引用されてきた。
今回、その言葉に触れることができて
本当に幸せであった。
会計事務所と
経営コンサルティングの融合
御堂筋税理士法人&
組織デザイン研究所
小笠原 でした。