御堂筋税理士法人創業者ブログ

日曜日の午前中、お客様の
経営会議に参加させていただいた。

業種柄、平日はとてもじゃないが
責任者、若手リーダーが集まって
会議をできないからだ。

冒頭、社長のお父様でいらっしゃる
会長のお言葉があった。
穏やかでご丁寧だが
かなりの叱責のお言葉であった。

安全に関すること、設備の稼働率に関することなど
足下の業績と今後目の前に迫っている
主要得意先からの仕事の依頼減少からの
危機感が伝わってくる内容であった。

また来る消費税の対応について
主要な賃貸先の家主さんには
消費税増税分を家賃に
インクルードして総額を据え置いて
ほしいと依頼するように
との具体的な指示もあった。
このあたり、ベテラン経営者の
皮膚感覚が冴えるところで
私もいろいろ勉強になった。

ところで、こうした訓示について
参加メンバーを見渡して
だれもメモを取っていないことに気がついた。

そこで私は発言の許可を求めた。
「わが社のように365日24時間体制で
お客様のご要望にお応えしなければ
ならない会社では、こうして日曜日に
経営の会議をしなければならない。
皆さんのご精勤ぶりには本当に頭が下がります。

また、わが社は営業の拠点が
各地に分散している。
こうした会社では、拠点の責任者が
経営的に成長して
しっかりマネジメントできるように
ならなければ、
企業の成長はありません。

だから、しっかりと
皆さんを人材育成していかなければ
ならないところです。

しかしながら、
仕事の事情と実態から
そうした特別な時間を取ることは
たいへんむずかしい状況です。

それゆえ、
わが社においては、
この会議の意味合いは
幹部の訓練という面が
他社以上の重要なのではないでしょうか。

いわば皆さんは、
半分は授業に出て
勉強するという立場なのです。

そうした生徒であるならば
当然のことながら
ノートを取って
勉強するのではないでしょうか。

まして、皆さんは
拠点の責任者として
会長の訓示や指令を
拠点に戻って
実行し、また部下に指示
しなければならない立場です。

われわれは東大を出た
頭脳優秀な人間でも何でもない。
はたして、メモも取らずに
話を聞いただけで、
それを確実に記憶して
意に即した活動をできるのだろうか。

会議に出た心得として
必ず話を聴いたら
メモを取るようにしてください。」
とお願いした。

そのあと拠点別の業績報告を
コックピットを使って
順番にしてもらっていった。

そこには、
既存顧客での増販や
新規開発開発の状況を書いていて
それを基に
社長や会長がいろいろ
状況分析を行ない
具体的な方向性を指示していかれる。
それはそれで
コックピットが意味があるわけだ。

しかしながら、
いかんせんまだまだ
幹部の実行力が伴わない。
実際に人がやめたりして
自分が日常業務の代わりをしたり
しなければならず
まじめな彼らは
お客様に迷惑をおかけできない
責任感から
そうしている結果
経営計画の実行が
おろそかになっている面は否めない。

しかし一方では
まだまだ幹部としての
意識や能力に向上の
努力しろがあるのも事実だ。

本当ならば
全員の今日の気づきなどを
聴きたかったところだが
時間の関係で割愛した。

現下の業績から推察するところ
償却と返済が見合いで
それを差し引いても
多少の利益はでているようだ。

しかし、伸びの鈍化や
今後の厳しい局面を考えると
まったく楽観的でいられない、
というか
会長さんが不安でたまらないと
正直に告白されるくらいだ。
老練で思慮に富んだ
会長さんがそう言われるくらいだから
事態は予断を許さない
側面もあるのだろう。

いずれにせよ、
私も看過できないと思い、
年末、年始にでも
トップ陣に集まってもらい
なすべきことをまとめてはと
提案申し上げた。

社長がぜひとおっしゃるので
いくつかの日程を挙げたが
早い方がよいということで
年末も押し詰まるが
晦日に集まろうと
決めさせていただいた。

論点の整理と
取り組みの優先順位の決定と
確実な実行の一助になればよいと
ねがっている。

コンサルティングに強い
御堂筋税理士法人&
経営エンジン研究所
大阪 税理士 小笠原 でした。

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