御堂筋税理士法人創業者ブログ

大阪のコンサルティング税理士 小笠原 です。

ちょっと前、始発の新幹線での出張のためにタクシーに乗りました。
家から新大阪までの道すがら
そのタクシーがエスティマだったことから
運転手さんとの会話が始まりました。

わたし)「運転手さん、今エスティマは何台になりました?」
運転手)「えーっと、18台です。」
わたし)「へーっ、増えましたねえ。タクシーは全部で何台ですか?」
運転手)「大正営業所と合わせて、130台ですわ。」
わたし)「へーっ!大正営業所ができたんだぁ」
・・・・・
お話をしているうちにだんだん
「このエスティマっていくらするのか?もうかるのか?」
ってことが気になってきました。

そこで
わたし)「このエスティマって、なんぼしまんのん?」
運転手)「なんもかも(カーナビとかテレビとかも)いれて500万円です。」
わたし)「えーっ!?そんなするんですかあ!?」
     「普通のタクシーの方は?」
運転手)「260万円くらいですねえ。」
この運転手さんは数字に強いみたいです。

わたしは、だんだんどちらがもうかるのだろうかと興味がわいてきました。
そこで質問をしました。
わたし)「エスティマって、リッター何キロ走ります?」
運転手)「ハイブリッドですから16~18キロくらいですね。」
わたし)「うんうん・・1日何キロくらい走るんですか?」
運転手)「700キロくらいですね。長距離が多いですから。」
わたし)「えぇっ!そんな走るんですかあ!?」
     「それで、売上はどれくらいなんですか?」
運転手)「70,000円くらいですかね?昼夜合わせて」

わたし)「普通のタクシーはリッター何キロ走ります?」
運転手)「リッター8キロです。」
わたし)「普通車で1日どれくらい走るんですか?」
運転手)「500キロですね。」
     「だいたい、5、60万キロで買い替えますんですわ。4年ですね。」
わたし)「それで水揚げはどれくらいですのん?」
運転手)「まあ35,000~40,000円ほしいんですけど、
     昼間で20,000円、夜が40,000円ていうところですかね。」
     「給料が水揚げの半分なんですわ」
わたし)「へーっ、そうなんだ。」

というところで、車が新大阪の駅に着きました。
わたし)「運転手さん、ありがとう。勉強になりましたわ。」

こういうふうにすなおにお聴きすると
必要なことや、それ以外にもいっぱい情報が入りました。

わたしは改札に入って、まだ時間があったので
待合室に行きました。
「どれくらいで元がとれるのやろ?」
タクシーのことが気になったので
ノートを広げて、数字を整理してみました。

普通車の場合
買うた値段 260万
リッター 8キロ
走行距離 500キロ/日
水揚げ 6万円/1日・・・と
4年で償却か・・・

1日のもうけを計算してみよう!
売上     60,000円
ガソリン    7,000円(≒(500÷8キロ×110円くらい?)
その他経費     700円(修繕費やら保険料やら経費が月2万円として)
粗利益    52,300円

すると1ヶ月の粗利は?
52,300円×30日=156万円かぁ!?
つまりひと月の儲けは
人件費が売上の半分だから90万円、福利費が2割として108万円
それに諸経費の割りかけが10万円くらいかかるとして
156万円-(108万円+10万円)=36万円のもうけということになる!

この車の投資効率は
償却期間が4年として
儲けが36万円×12ヶ月×4年=1,728万円

だから、
・1年あたりの利益は、(1,728万円-260万円)÷4=367万円
また
・投下資本利益率(ROA)は 1,728万円÷260万円=664%
そして
・投下資本回収期間は、8.5ヶ月になりました。

わたしのつぶやき⇒「なかなか、ええなあ」

さて同じことをエスティマで考えてみました。

エスティマの場合
買うた値段 5000万
リッター 16~18キロ
走行距離 700キロ/日
水揚げ 7万円/1日・・・と
これは2.4年で償却になるか?・・・

1日のもうけを計算してみよう!
売上     70,000円
ガソリン    5,000円(≒(500÷8キロ×110円くらい?)
その他経費     800円(これは単なる推測)
粗利益    64,200円

すると1ヶ月の粗利は?
64,200円×30日=192万円?
つまりひと月の儲けは
人件費が売上の半分だから105万円、福利費が2割として126万円
それに諸経費の割りかけが10万円で
192万円-(126万円+10万円)=56万円のもうけということになる!

この車の投資効率は
償却期間が2.4年で
儲けが56万円×12ヶ月×2.4年=1,612万円
だから、1年あたりの利益は 
(1,612万円-500万円)÷2.4=463万円
また投下資本利益率(ROA)は
1,612万円÷500万円=322%
投下資本回収期間は
8.3ヶ月になりました。
わたしのつぶやき⇒「やっぱり、エスティマの方が少しええのやなあ」

「けっこうもうかるなあ、さすがに〇〇タクシーさんやなあ」

本当にこうなるのかどうかはわかりませんが
これもフェルミ推定のあたまの体操でしょうか?
皆さんもこうして数字力の勉強をしてみませんかあ。

コンサルティングに強い税理士小笠原/河原事務所 大阪 小笠原でした。

    


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